久米南町へ開運ドライブに出かけよう！
もうすぐ春。別れと出会いの季節でもある春は、新しいスタートを切るのにぴったり。そんな時には、気分を一新してよい縁を呼びこむための開運ドライブへ出かけませんか？
岡山市街から国道53号をクルマで約1時間の久米南町は、気になる開運スポットがある注目のエリアです。まずは、引きずっている何かに区切りをつけるべく、「とっきりさま」へ向かいましょう。
時切稲荷神社
止まった時間を「とっきりさま」で切って、新たな時間を動かそう！
千本鳥居で有名な、京都市伏見稲荷大社から分霊し、大正末期に現在の場所に遷座されたというこちらの神社。
「●月●日までに●●を見つけてください」と時を決めてお願いすると、その日までになくしたものが出てくると言われている。
地元では「とっきりさま」と呼ばれ、古くから信仰を集めてきた。「なくし物」は、目に見える「物」はもちろん、目に見えない「人との縁」にもご利益があるそう。
失恋をして「恋」をなくしてしまった時、つらい出来事から立ち直ることができず、「自分」をなくしてしまった時。「とっきりさま」に「時」を切って、お祈りしてみては？ もしも決めた日までに戻らなかったら…その日が再スタートの日。新たな気持ちで一歩を踏み出せそう。
「とっきりさま」のお守りは、3月第2日曜、7月第4日曜、11月第3日曜の、一年のうちの3日だけ授与される。また、ご朱印はすぐそばにある「美作誕生寺」でいただくことができる（9：00～17：00）ので、立ち寄ってみて。
「とっきりさま」で気持ちにひと区切りついたら、新しい素敵な出会いを探したいですね。そんなときは願いをかなえてくれる「お七観音」にお願いしちゃいましょう。
お七観音
新たなスタートを切ったあなたに！ 7回お参りすると、願いが叶うかも。
「とっきりさま」の御朱印を授与する「美作誕生寺」の観音堂には、聖観音が祀られている。江戸時代、恋人に会いたい一心で放火事件を起こし、火あぶりの刑に処されたといわれる「八百屋お七」。
お七の遺族より振袖と位牌を渡され供養を依頼された誕生寺15世通誉上人は、それらを持ち帰り当山の観音菩薩前にてお七を弔った。
同時に、再びお七のような哀れなことがないようにと、「もし何か切実なる悩み、苦しみ、願望を持つ者あれば、その願いを必ず成就させてやってほしい」と、祈願されたといわれている。
以後、大願成就の「お七観音」と呼ばれるようになり、お七のような情熱的な新しい恋を求めて、多くの若い女性が参拝に訪れているのだとか。
2020年3月からは、お七観音の御朱印の授与も始まった。7回お参りして、御朱印を7枚そろえたら願いが叶うかも。
久米南町は、日本の原風景・棚田の景観で有名な町。
とりわけ水が張られる5月頃の棚田は、鏡のように青空を映して輝き、見ているだけでパワーをもらえそう。また田植え後の6～7月頃に青々と茂る棚田はすがすがしく、心を癒やしてくれる。
そんな美しい棚田を望むカフェで、ひと休みしませんか？
上籾棚田テラス 籾庵
美しい棚田とアートで、心身ともにリフレッシュして再出発！
日本の棚田百選・上籾棚田全体を見わたすことができる古民家カフェ。棚田米を使った「おにぎりセット」750円、「手作り団子＆玄米コーヒーセット」550円といった軽食のほか、美作牛や地元の新鮮野菜を味わえるバーベキューなども楽しめる。
また、アートセラピストのもとでクレヨンや水彩絵の具を使って絵を描くセラピープログラムも用意されている。美しい景色とのどかな自然に包まれて、ゆっくりと自分自身を見つめる癒やしのひと時を過ごせば、心身がすっきりとしてリフレッシュできそう。
ドライブ途中に立ち寄るなら、やっぱり地元産のものを使った料理が食べたいもの。町の恵みを味わえる、こだわりの隠れ家カフェを紹介します。
alpini（旧cafe & deli surprise）
野菜たっぷりのランチで、体の中からきれいになろう。
国道53号沿いにあるこちらは、静岡県から久米南町に移住してきたご夫婦が、町の穏やかな雰囲気や自然の豊かさ、野菜のおいしさに魅せられ、オープンさせたダイニングレストラン。
洋食店のシェフとして腕を磨き、シャルキュトリー（食肉加工食品）を学んでいたご主人と、ナチュラルフードコーディネーターの奥さまが、久米南町産の新鮮な野菜を使った「心もカラダも元気になる」料理を味わわせてくれる。
パン好きのリピーターも多いのが「本日のパンプレート」990円。水をまったく使用せず、トマトの水分だけで焼いたトマトバゲットは絶品だ。
手作りパンと一緒に楽しめる「パスタセット」990円のほか、「ハンバーグ」990円、「牛筋スパイスカレー」880円など、洋食の技が光るメニューもおすすめ。
