「日本の朝日百選」や「日本の渚１００選」にも選ばれた美しい温泉地、鳥取県の「皆生温泉」。2019年5月に誕生した新たな宿『游月』は、湯に身を沈めれば、水平線と湯船の境目がまるで溶け合うような感覚が味わえる展望露天風呂が自慢だ。幅10数ｍの湯船からは海に向かって湯が流れ落ち、目の前に広がる日本海との一体感をよりいっそう高めてくれる。すべての客室のベランダには海を眺めながらくつろげるチェアや、好きなタイミングで利用できる露天温泉風呂が備え付けられている。また室内はゆったりした和洋室スタイルで、洗練されたインテリアに加え、地元の老舗にお願いしたオリジナルの茶菓子やお茶を用意するなど、細かなところにまでこだわりが。姉妹館で皆生の老舗旅館『松月』の伝統を受け継ぎながらも、「今の時代にあったおもてなしを提供していきたい」という思いから、館内には「出雲神話」をモチーフにした施術が受けられるスパを併設。またその日の朝水揚げされた魚介や、鳥取和牛をはじめ、地産食材を使った創作料理を提供するレストランもチェックを。冬は甘味があって味わい深いカニをふんだんに使ったメニューなどが用意されている。こちらではソムリエでもある総料理長が厳選したワインや地酒とともに、器や盛り付けなどに創意を凝らしたひと皿が堪能できる。

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