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《サイクリング旅》特設サイト&アプリも登場。児島、玉島を巡って、「日本遺産のまち倉敷」の魅力再発見!

倉敷市児島・玉島の日本遺産を巡る サイクリング旅

  • 情報掲載日:2021.02.09
  • ※最新の情報とは異なる場合があります。ご了承ください。

日本遺産を巡るサイクリング旅に出かけよう

倉敷市児島・玉島は江戸時代、北前船の寄港地として発展した港町。

いくつもの構成文化財により、日本遺産ストーリー「荒波を越えた男たちの夢が紡いだ異空間 ~北前船寄港地・船主集落~」に認定されている。

今回は「サイクリングで日本遺産を巡る」をテーマに、児島・玉島の町にあるすてきな立ち寄りスポットをご紹介!

気軽にサイクリングで巡りつつ、「日本遺産のまち倉敷」の魅力再発見の旅に出かけてみては?

児島エリアのスポット紹介

下津井町並み保存地区

北前船と金毘羅参りの往来で栄えた、港町の風情を色濃く残す町並み。

▲100年近く続いた北前船往来の最盛期には、24軒もの回船問屋が軒を連ねたのだとか

児島半島の南端に位置する下津井地区は、江戸時代から明治時代中期に北前船との交易で栄えた港町。

海の守り神としてあがめられてきた『祇園神社』の参道付近から吹上漁港に続く旧街道沿いは、金毘羅参りの人々でもにぎわっていたそう。

通りのいたる所に今も残る、本瓦ぶきやなまこ壁、しっくい壁の土蔵などが、ノスタルジックな雰囲気を醸しだしている。

祇園神社

漁港から瀬戸大橋まで一望できる、海の神様を祭る絶景パワースポット。

▲北前船の船主たちが寄進した階段横の玉垣は、日本遺産構成文化財のひとつ

下津井長浜城の旧跡である浄山(じょうざん)に鎮座する神社。室町時代に当地の鎮守として「長浜宮」が創建された。

江戸中期には、港町の発展に伴い「航海安全・疫病退散」を願って、広島県の鞆の浦にある沼名前神社(ぬなくまじんじゃ)よりスサノオノミコトを勧請し、『祇園神社』と改称。

御本殿が「長浜宮」「祇園宮」の東西・二社となっている、珍しい建築様式も有名だ。

むかし下津井回船問屋

北前船で巨万の富を築いた商家の日常をリアルに再現。

漁港から瀬戸大橋まで一望できる、海の神様を祭る絶景パワースポット。

▲建物は江戸時代に金融業で栄えた西荻野家の住宅で、明治初期に中西家が取得

10隻以上の北前船を操業した豪商・中西家の商業拠点「回船問屋 高松屋」を復元した資料館。

母屋では「店の間」や台所などが再現されているほか、北前船の積み荷や、かつて下津井地区で使われていた生活道具、金毘羅参りゆかりの品々を展示。

綿花栽培用のニシン粕を保存したニシン蔵も「蔵ほーる」として開放されている。

Cantina 登美

シェフ自慢の極上ランチに舌鼓。

▲人気の「パスタランチ」は平日20食、土・日曜、祝日は30食限定なので予約がおすすめ

『むかし下津井回船問屋』敷地内の「蔵ほーる」で味わえるのは、県内外の人気店で修業を積んだ双子シェフが腕を振るうイタリアン&和食。

定食や丼ぶり、パスタなどランチメニューには、下津井港をはじめ瀬戸内海で水揚げされた新鮮な魚介と地元産の野菜がたっぷり。

人気の「パスタランチ」と「蔵定食」はいずれも1760円。

しょっぴんぐばざーる館〔旧蔵屋〕

絶品タコグルメが勢ぞろい。

『むかし下津井回船問屋』敷地内にある土産物店。瀬戸内海で水揚げされた海産物や水産加工品が多彩にそろう。なかでも一番人気は下津井特産の真だこグルメ。

地元漁師から届く新鮮な真だこを一杯丸ごとパウチした「下津井真だこの一夜干し」3000円~は、定期的に取り寄せるファンも多いのだとか。

「味付けやわらか真だこ」430円~、「たこ塩辛レモン」650円、「下津井たこ飯の素」1080円も人気。

Nanahuku

タコつぼ漁師自慢の味を気軽に堪能。

下津井伝統の「タコつぼ漁」を守り継ぐ漁師ファミリーが営むタコフードスタンド。「たこ飯」500円や「たこのコロッケ」200円などの定番メニューが楽しめる。「揚げたこ焼き(明太子マヨ)」500円も人気が高い。

ぷりぷりっとした弾力とかめばかむほどあふれでる濃厚なうまみをダイレクトに味わいたいなら、「たこの唐あげ串」400円、「たこフランク」300円、「たこの天ぷら串」400円などのタコ串メニューがおすすめだ。

食べ歩きはもちろん、2階のキッズコーナー付きイートインスペース(11:00~18:00)でも。

児島エリアのレンタサイクルはこちら

玉島エリアのスポット紹介

旧柚木家住宅〔西爽亭〕

江戸中期の風格ある佇まいに、上級武士の暮らしぶりを垣間見る。

▲儒学者・菅茶山に「西爽亭」と名付けられた座敷棟

備中松山藩主に諸役として仕えた柚木家の旧宅で、江戸時代中期の建築とされる。

藩主滞在のために建てられたという座敷棟は、薬医門形式の御成門と幅2間の式台玄関、天井高のあるゆったりとした数寄屋風の書院からできている。

格別華美ではないものの随所に散りばめられた細かな意匠から、江戸時代の上級武士の生活がうかがえる。

ウサギ型の釘隠しはひとつひとつ微妙に形状が異なり、すべて上座を向くようにあしらわれている。

羽黒神社

玉島の歴史の礎はここにあり。烏天狗が見守る地元のシンボル。

▲江戸時代に港があった南側へ向けて建てられたという、立派な拝殿

新町・仲買町・矢出町の3エリアからなる玉島町並み保存地区。

江戸時代の大々的な新田開発によって築かれた堤防上に高梁川流域の港問屋が次々と移住し、北前船と高瀬舟で発展した水運ストリートだ。

今でも、虫籠窓(むしこまど)や格子、しっくい壁やなまこ壁を残した建物が数多く建ち並んでおり、背後にある山の緑とのコントラストも趣深い。

石玉垣や絵馬は、2018年に日本遺産として認定されたストーリーの構成文化財となっている。

玉島町並み保存地区

北前船と高瀬通しで栄えた往時を今に伝える、玉島の必訪スポット。

▲写真は仲買町。円通寺参道の鳥居から北に延びる町で、酒やみその醸造場などが軒を連ねている

新町・仲買町・矢出町の3エリアからなる玉島町並み保存地区。

江戸時代の大々的な新田開発によって築かれた堤防上に高梁川流域の港問屋が次々と移住し、北前船と高瀬舟で発展した水運ストリートだ。

今でも、虫籠窓(むしこまど)や格子、しっくい壁やなまこ壁を残した建物が数多く建ち並んでおり、背後にある山の緑とのコントラストも趣深い。

mug

地元果物を用いたスウィーツを召しあがれ。

▲「笠岡産イチゴと高梁紅茶のタルト」(5月上旬まで)660円は、みずみずしいイチゴがごろごろのったぜいたくなひと品

音楽好きの店主がセレクトする音楽やアートが彩るこちらで味わえるのは、地元産野菜や果物を取り入れたランチや自家製スウィーツ。

『天領倉敷珈琲』の豆を使ったドリンクメニューはテイクアウトも可。

tamashima. LUNCH STAND

管理栄養士が提案するカフェランチ。

「デイリーにおいしく味わえる健康食」をテーマに、管理栄養士監修のランチが楽しめるこちら。

人気の「週替わりサプリメントランチ」1078円は、毎週健康や栄養に関するテーマを設けて考案される料理を味わえる。

そのほか、「ローストビーフ丼」1188円や「ギリシャ風カレー」968円といったメニューもそろう。

松涛園

職人の手仕事が光る美しき甘味。

130余年にわたり愛され続ける和洋菓子の老舗。もなかやようかん、焼き菓子など、茶受けや手土産にぴったりの菓子を多彩に取りそろえる。

中でも職人がひとつひとつ手作りする季節の上和菓子は、食べるのが惜しくなるほどの美しさ。

厳選した国産小豆を使用し、手間暇かけて仕上げる口どけなめらかで上品な味わいを堪能したい。

「菜の花」173円、「薯蕷」162円、「バレンタイン」238円など、職人の手仕事が光る味わいを召し上がれ。

玉島エリアのレンタサイクルはこちら

こんな楽しみ方も!

現在、倉敷小町が日本遺産を案内してくれるVR動画が見られる特設サイト「くらしき日本遺産トリップ」も公開中。

また、専用アプリ「日本遺産倉敷Navi」では、倉敷小町がガイドしてくれるAR機能も備わっているので、ダウンロードをして現地で活用しよう!

そんな新しい観光の楽しみ方を提案している倉敷市では、「ITを活用した観光」に関するフォーラムとモニターツアーも開催される。フォーラムは「youtube LIVE」で誰でも視聴可能なので、チェックしてみよう!

Information

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