日本遺産を体感できる、出雲地方をめぐる。
日本遺産「出雲國たたら風土記」を体感!
鉄づくりで繁栄した出雲地方をめぐるリポート記事の第2弾です。
魅力あふれる雲南市・安来市・奥出雲町へ、悠久のロマンを求めて出かけてみました。
地産地消にこだわりぬき、出雲ならではの味わいを提供する『ゆかり庵』。
「たたら製鉄」では、「鉄穴流し」と呼ばれる方法で山を切り崩して砂鉄を採取。跡地は計画的に利用され、棚田へと姿を変え、「仁多米」を育む礎となった。
また残りの土の大半は下流域に堆積して、現在の出雲平野や安来平野などの広大な穀倉地帯を形成。のちの「出雲そば」へとつながってゆく。
これらを堪能するなら、奥出雲町にある『姫のそば ゆかり庵』へ。
地元の在来種である「横田小そば」や天日干しした「仁多米」など、奥出雲町産の食材にこだわった料理が味わえる。
もちろん蕎麦も奥出雲町産のもののみを使用。それを石臼挽きし、十割蕎麦として提供する。在来種とは風味の異なる「品種改良種のそば御膳」1430円や、釜あげと割子がセットになった「蕎麦食べ比べ」1630円~も人気だ。
日本遺産をゆったりと巡る…。旅の疲れを癒してくれる『海潮荘』。
日本遺産めぐりは、三市町にまたがり広大なため、宿の予約をしたいところ。
雲南市にある宿『海潮荘』では、『出雲国風土記』にも記された「海潮温泉」で湯浴みを愉しめる。
赤川上流の山峡にこんこんと湧く「海潮温泉」が自慢で、秘湯ファンにも支持されている。露天風呂のほかに地下に貸し切りの家族風呂も備えている。
宿全体が庭園を囲むように設計されており、あらゆる部屋から庭園を眺めることができる。
歴史ある温泉で疲れを癒やす時間を、この旅の思い出にしたい。
Information
- 問合せ
- 島根県観光振興課
- 住所
- 島根県松江市殿町1
- 電話番号
- 0852-22-5292
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