10月初旬まで汗ばむ陽気が続いた今年の夏。ようやく深まりはじめた秋の気配に、ほっとしている人も多いのでは? 今年は暖冬の予測が出ているとはいえ、12月になれば年末に向けて慌ただしくなり、気が付いたら「もう年末!」なんてことにもなりかねない。一年で一番快適に過ごせるこの季節を、余すところなく楽しんで、年末に備えなくっちゃ! そんな11月のドライブに選んだ目的地は、県北東部に位置する勝央町&奈義町エリア。県南から下道でゆっくり走って約1時間半。サクッと行ける手軽さはないけど、だからこそ出合うものすべてに、いつもとは違う新鮮な発見や感動が。乙女心が上がりっぱなしのアートやグルメはもちろんのこと、紅葉シーズンに合わせて訪れれば、とびきりの絶景も見つけられるはず。
長蛇の列でも味わうべし! 本場仕込みの極旨ピッツァ。
PIZZERIA La gita
2017年に勝央町から『Nagi MOCA』隣接の磯崎建築に移転オープン。本場ナポリ西部のイスキア島の名店で修業した店主が材料・製法・石窯のすべてにこだわり抜いて焼きあげるピッツァは、表面はパリッと香ばしく、中はふわふわもちもち。かめばかむほど小麦の香りとうまみが口いっぱいに広がって、まさに「生地こそ主役」のナポリピッツァの醍醐味を堪能できる。週末はできれば事前に予約を。
Information
PIZZERIA La gita
- 住所
- 勝田郡奈義町豊沢438-1
- 電話番号
- 0868-20-1171
- 営業時間
- 11:30~OS14:30/18:00~21:00(OS20:00)
- 休み
- 月曜 ※不定休あり
- 席数
- 40席
- 駐車場
- 10台
- HP
- http://www.pizza-lagita.com
一度食べたら忘れられない、絶品スウィーツを手土産に。
ジャックと豆の木
地元の食材をふんだんに取り入れたケーキや焼菓子が多彩にそろう地元御用達の洋菓子店。なかでも秋のおすすめは、勝英地域特産の丹波黒大豆・作州黒を使ったロールケーキで、甘さ控えめのスポンジ生地となめらかなモンブランクリームが口の中でふわっととろける極上の味わい! 手土産には、たっぷりの生クリーム&カスタードをサクサクのパイ生地で包んだ「まぼろしのシュークリーム」をどうぞ。
Information
ジャックと豆の木
- 住所
- 勝田郡勝央町平1215-1
- 電話番号
- 0868-38-6623
- 営業時間
- 9:00~19:30 ※日曜、祝日は~19:00
- 休み
- 第4月曜(祝日の場合は営業
- 席数
- 18席
- 駐車場
- 6台
心ときめくおしゃれ空間で地元の愛されグルメを堪能。
CAFE&DELI CHURRO
奈義町役場道向かいの好立地とあって、奈義町巡りの定番立ち寄りスポットとして人気を集めるデリカフェ。ヴィンテージ感あふれる店内で味わえるのは、地元特産の「なぎビーフ」や朝どれ野菜をぜいたくに使ったランチや軽食、自家製スウィーツ。シンプルな調理法で素材の持ち味を生かしたメニューはどれも心がほっこりするようなやさしい味わいで、子どもから大人まで幅広い世代に愛されている。
Information
CAFE&DELI CHURRO
- 住所
- 勝田郡奈義町豊沢292-17
- 電話番号
- 090-6416-3393
- 営業時間
- 11:30~20:00 ※土・日曜は8:00~
- 休み
- 木曜
- 席数
- 22席
- 駐車場
- 10台(共同)
時空を超えて移ろう「ワタシ」を見つめて。
奈義町現代美術館 Nagi MOCA
「美術館=展示作品を味わう箱」という従来の概念を覆し空間そのものをアートに昇華させた、世界的建築家・磯崎新プロデュースによる現代アート建築。「太陽」「月」「大地」をテーマに構成された3つの展示室のほか、定期的にイベントも開催され、11月30日(土)には2階図書館にて「ビューティフルハミングバード&栗コーダーカルテット」による演奏会&ワークショップ(無料、要申し込み、定員40名)を開催。
Information
奈義町現代美術館 Nagi MOCA
- 住所
- 勝田郡奈義町豊沢441
- 電話番号
- 0868-36-5811
- 営業時間
- 9:30~17:00(入館は~16:30)
- 休み
- 月曜、祝日の翌日
- 料金
- 大学生以上700円 高校生500円 小・中学生300円
- 駐車場
- 20台
- HP
- http://www.town.nagi.okayama.jp/moca/