今回のドライブ日和は岡山市街からほんのちょっと足を延ばして、言わずと知れた備前焼の里・備前市エリアへ。「日本六古窯」のひとつとしてその名を知られるこの町には、時代を超えて守り継がれてきた日本の古きよき文化が今なお健在。自然の豊かさ、厳しさのなかで紡がれてきた営みには何げない日々を心豊かに彩るヒントが満載で、おうち時間を充実させてくれるアイテムやグルメもきっと見つかるはず。ということで今回は、ちょっとした贈り物にぴったりのひと品や、いつもの食卓を格上げしてくれるアイテムを扱うショップ、地元で人気の食堂など注目の4スポットを紹介! おでかけはしばらくお預けだけど、今こそ内なる幸せをしみじみと味わうとき。街が活気を取り戻すその日に備えて、じっくりチェックしちゃいましょう!
表情豊かな備前焼の魅力を見て、作って、使って体感!
備前焼 陶吉
備前焼窯元が営むギャラリーショップ。器やマグカップ、はし置き、アクセサリーなど数百~数千円のアイテムを中心に展示販売するほか、別棟のアトリエでは随時「土ひねり体験」(登り窯3850円、電気窯2750円 ※所要時間約90分、最終受付は~16:00)も開催。専属作家のアドバイスを受けながら茶碗やマグカップ、一輪挿しなどの作品作りが楽しめる。ただし5・9月の窯焚き期間中は体験不可の場合もあるので、事前に問合せ&なるべく予約を。
Information
備前焼 陶吉
- 住所
- 備前市伊部668
- e-メール
- kominka2013@gmail.com
- 電話番号
- 0869-64-1236
- 営業時間
- 9:00~18:00
- 休み
- なし
- 駐車場
- 5台
- HP
- http://www.toukichi.co.jp/
伝統と革新が織り成す、「甘い芸術」を手土産に。
松月堂
備前焼のメッカ・伊部地区で80年以上愛され続ける菓子の老舗。県外の有名店で修業経験のあるパティシエと和菓子職人の親子兄弟で営み、ケーキや和生菓子、焼菓子など和洋の多彩なスウィーツが販売されている。なかでも必食は地元の人気備前焼作家と共同開発した「備前マカロン」1個216円。要のアーモンド生地にようかん、抹茶ガナッシュが絶妙にマッチする。数に限りがあるため3日前までに予約を。
Information
松月堂
- 住所
- 備前市浦伊部74-3
- 電話番号
- 0869-63-0325
- 営業時間
- 9:00~19:30
- 休み
- 火曜(5月5日は営業)、5月7日(木)
- 駐車場
- 3台
地元の人々の胃袋を満たすボリューム満点の絶品ランチ。
まつもと食堂
「老若男女誰でも気軽に利用できる『町の食堂』をつくりたい」と2017年春にオープン。看板はハンバーグや唐揚げ、エビフライなど定番おかずに小鉢やみそ汁、ごはん、漬物が付く定食ランチ。ソースやドレッシング、みそなどの調味料はほぼ手づくりだ。男性も満腹必至のボリュームだが、野菜もたっぷり入って栄養バランスは抜群。事前にオーダーすれば一部のおかずはテイクアウトも可。
Information
まつもと食堂
- 住所
- 備前市香登本829-1
- 電話番号
- 080-6269-3731
- 営業時間
- 11:00~17:00 ※ランチは~OS15:00、カフェメニューは14:00~
- 休み
- 水・木曜、毎月6日
- 席数
- 28席
- 駐車場
- 16台
老舗のアンテナショップでしょうゆのおいしさ再発見!
鷹取醤油 醤房 燕来庵
岡山県民なら一度ならず口にしたことのある、創業115年目の老舗しょうゆ醸造所。主に飲食店などへの卸しが中心だが、併設のアンテナショップ『燕来庵』では看板のしょうゆをはじめ多彩なオリジナル商品を販売している。特製調味料やスウィーツのほか、自宅で簡単に再現できるオリジナルレシピも展開。ご当地ソフトクリームの先駆けともなった名物「しょうゆソフトクリーム」300円も味わって。
Information
鷹取醤油 醤房 燕来庵
- 住所
- 備前市香登本887
- 電話番号
- 0869-66-9033
- 営業時間
- 10:00~18:00
- 休み
- なし
- 席数
- 16席
- 駐車場
- 9台
- HP
- https://takatori-shoyu.co.jp/