慌ただしい日常をくぐり抜け、やっとやってきた休日。どこかへお出かけして、ココロとカラダをリセットしたいな…そんなことを考えていたら、福山市にぴったりのスポットを発見！　昨年9月にオープンした『神勝寺 禅と庭のミュージアム』は境内の建物や庭園、茶室などで「禅」を体験できる場所。『洸庭』の中に入るとなんだか禅の心が少し分かった気がしたよ。

ヒノキ風呂と岩風呂が男女日替わりで楽しめる浴室。竹林の緑が水面に映し出される見事な風景だ

170段の階段を登った先にある『荘厳堂』には、臨済宗中興の祖として有名な白隠の作品を展示

新施設「洸庭」が誕生。心穏やかに「禅」を楽しむ。

福山市沼隈町にある禅寺・臨済宗建仁寺派 天心山 神勝寺。自然の中に点在する歴史的建造物や茶室、庭園などすべてをミュージアムの作品と位置付け、そこで「禅」体験ができる。昨年誕生したアートパビリオン「洸庭」は、伝統的な「こけら葺き」を応用した館内に暗闇の海を思わせるインスタレーション作品が。ほかに、坐禅や写経、食事などを通しても、「禅」の精神を体感できる。

お昼は、そこからすぐ近くの『田丸屋』へ行ってみることに。酒屋さんが手掛けるお店だけど、料理も絶品。ランチの「酒かす汁」は初めて飲んだけど、すっかりハマってしまいそう。座敷に座ってお庭を眺めていると、あっという間に時間が過ぎちゃった！

老舗酒屋が手掛ける、大人のための隠れ家店でランチを。

創業100年を迎えた老舗酒屋が手掛けるバーがオープン。昼も営業しており、ランチ使いやカフェ使いもできる。縁側のある座敷に立派な梁の見える天井、一幅の絵画のような庭など、築70年の古民家の趣きを十分に残した店内は、いつまでもくつろぎたい居心地のよさ。ドライバー以外は、店自慢の酒・ワインとおばんざいで、昼飲みを楽しむのがおすすめ。

次に訪れた『丘の上のつるばらや』は、バラ苗とインテリアグッズのお店。店長さんに、「初心者におすすめ」と教えてもらったインテリアグリーンを買ってみたよ。

花器をはじめ雑貨も取りそろえる。インテリアグリーンは小さいもので300円～

丘の上にひっそりと佇む、バラとインテリアグッズの店。

「ばらのまち」と呼ばれる福山市に、2015年にオープンしたつるバラ苗とインテリアグッズの専門店。山道を進んだ先には、昭和27年築の木造校舎を改装した趣きある空間が。シーズンとなる5、6月には、敷地内いっぱいにバラが咲き誇る。風景に溶けこむようなバラ苗のほか、インテリアグリーンや雑貨も豊富で、美しい庭づくりを提案をしてくれる。

最後は、住宅街にある『Cafe de LICO』でティータイム。注文したフレンチトーストは、スキレットで運ばれてきてテンションアップ。最後まであったかくておいしかったな～。見て、触れて、体験して、食べて、心身が整えられた一日でした。

雑貨店がプロデュースした、かわいくて安らげるカフェ。

ハンドメイド雑貨の店『樹LICOTTO』が、店舗向かいにカフェをオープン。センスのよいインテリアや器に、ココナッツオイルを使った体に優しい料理やスウィーツ、オリジナルのブレンドコーヒーなど、女性が喜ぶポイントがぎっしり。暖かな日は、デッキ席で食事をすることも。また、ママもゆっくりしてほしいからと一部キッズスペースも設けている。

【モデルコース】

【MAP】

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