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《WHO AM I-SHINGO KATORI ART JAPAN TOUR-⦆個展を開催中の香取慎吾さんにインタビュー。

  • 情報掲載日:2023.12.25
  • ※最新の情報とは異なる場合があります。ご了承ください。

香取慎吾個展「WHO AM I-SHINGO KATORI ART JAPAN TOUR-」が広島市で開催中!

アートや芝居、バラエティ、音楽、ファッションなどエンターテイナーとして多方面で活躍を続ける香取慎吾さん。

3年ぶりの個展で、日本全国をまわり「WHO AM I-SHINGO KATORI ART JAPAN TOUR-」を開催中。

中四国では唯一の会場となる広島市で現在行われている。

期間は2024年1月21日(日)までで、会場はNTTクレドホール。

本展では、広島のために制作された完全新作など、200点を上回る作品を一堂に展示。

その個展に先がけてメディア向けに行われた香取さんの会見の様子を紹介する。

香取慎吾さんの個展にかける思いをインタビュー

広島会場の印象は?

広島会場は広いですね。フランス・パリで初個展、東京の劇場でも開催して、ついに日本中を回る巡会展となった。

人生で初めてのことってまだまだあるんだなと。

会場によってかたちが違っているから、展示の仕方も変わってきて、困るところ、苦労するところもある。

でも、そのぶん絵の見え方が変わってくるから、楽しいところもいっぱいあります。より多くの人に自分の絵を見てほしいから、いつか個展をしたいなって思っていた子どもの頃の夢が、今かなって、本当に幸せです。

あと、広島だけ特別に、稲垣吾郎がディレクションする『J_O CAFE(ジョーカフェ)』が東京・銀座からやってきまして、ぜひそこのコーヒーも楽しみながら、僕の絵を楽しんでもらえたらうれしい。

東京・銀座から出張出店の『J_O CAFE』

「闇と光」のエリアに関して

今まで芸能界でいろんなことをしてきたけど、時折自分が誰なのかわからなくなって。

闇と光のエリアを作ったのも、光の部分は「俺って何者なんだよ」って言いながらも、いろんなことをやれてる幸せの「WHO AM I」もあれば、下を向いてしまって、「俺ってなんなんだろうな…」って小さな涙を流す時もあった。

でも、アイドル・香取慎吾としては、下を向いている時のことって、やっぱりなかなか言えない。

「みんなで一緒に上を向いて明日を生きようよ」っていうのがアイドルだから。

だけど、アートの部分では、 そんな自分のことも、初めて触れてみたら、もっと深く僕の知らない部分を知ってもらえるチャンスかもしれないって思い始めて。

だから今回は「WHO AM I」として闇と光のエリアを作りました。

新作「広島サンセット」について、解説をお願いします。

この間、広島に来た時は原爆ドームを訪問したり、たくさん取材をさせてもらったりして、広島のことをいっぱい勉強して。

その時になんとなく描こうと思っていたのが、いっぱいウサギがいる大久野島。僕のキャラクターがうさぎなんで、これしかない!とキャンバスに向かっていたんだけど、そういえば出川さんと「充電」の旅で広島に来た時に、修理中で嚴島神社に出合えてない、見てみたいなっていう思いで嚴島神社に決定しました。

昇っていくからサンライズもいいかなと思ったんだけど、サンセットも好きで。

物悲しさや寂しさもあるけど、サンセットが来るから明日がやってくるっていうのは、明日になってくれたら、なんでも乗り越えさせてくれるなっていう思いで生きてる部分もあるんで、『広島サンセット』というタイトルにしました。

色は逆光の姿の黒い感じがかっこいいなと思って描き始めたけど、「いや、待てよ、光でそんな時もあるんじゃないの」と思って朱色も主軸にしました。

『広島サンセット』

「me」を描いた時の気持ちは。

ピエロが泣いている、すごく好きな絵です。

俺なんてピエロだって思っていた時期に描いた。

忙しく過ごしてきて、それこそ闇の中にいた時に描いたのかな。

絵にその思いを吐き出す部分もあった。

そこで吐き出せたことによって、乗り越えられるから、好きになれる。

ちょっとマイナスな要素だとしても、のちに好きな絵になって、次に進める。

それが僕の絵なんです。

なにかから着想を得て絵を描いていますか。

多くは絵を描きたくて描いている。手が勝手に描く。

で、自分の頭が「人の顔? あ、違うの。花なの」っていう会話を何時間もできる。

年々、絵の仕事が増えてきて、例えば「戦争のテーマで表紙を」と言われたら、今の戦争のことを自分なりに考えて描く。コロナ禍とか。

そういうテーマがあるものと自分の作品とでは全然アプローチの仕方が違う。

最初はテーマがあるものを描くことが難しかったです。

「アートとはこうだ」という思いや座右の銘があれば。

もうありきたりっぽいけど、「アートは自由だ」。

書くのが苦手とか得意とかじゃなしに、友だち同士で大人になってからも絵を描いたら楽しいですよ。

というのは絵は自由だから。

座右の銘は「生まれてごめん」です。

「こんなに才能あふれて、生まれちゃってごめんね(笑)」

闇と光のエリアがあるが、ポジティブな時とちょっと下を向きそうな時、どちらがより描きたい衝動にかられるか。

ネガティブな方が多いかもしれない。でも、変わってきてます。

個展を始めるようになって、皆さんに見てもらうようになって、最近やっと自分の絵が好きになってきた。

何年か前まで自分の絵がそんな好きじゃなかったぐらい。

疲れたりして、発散したくてカラオケに行って歌うとスッキリすると思うんですが、その感じで、キャンバスに絵を描いて、そこに吐き捨ててスッキリするんです。

やっぱ吐き捨てたものだからあんまり好きじゃないのかもしれない。

だけど、皆さんに見てもらう機会が増えるにつれて、だんだんと好きになれてきたように、ポジティブな時にも絵を描けるようになってきました。

最後にメッセージを

広島での香取慎吾の個展、ついに、開幕いたします!

ハッピーな笑顔あふれるクリスマスとか、年末年始、お正月…。

すべてのこの幸せな時間に僕の個展が広島であります。

お時間ある方はぜひね、1度といわず2度、3度遊びに来てもらえたらなと思います。

よろしくお願いします。

胸を打つようなモチーフや、活力が湧いてくるようなダイナミックな絵の数々…。

心揺さぶられる香取慎吾さんのアートをじっくりと鑑賞したい。

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