創刊以来43年の歴史を誇る『月刊タウン情報おかやま』の歴史を紐解き、創刊号である1977年から1年ごと、当時の表紙&目次を世相とあわせてご紹介します。
1993年4月号(No.193)はこんな1冊でした
人気企画「すとりぃとはんてぃんぐ」は『岡山一番街』へ潜入。「20年近くファッションの情報発信基地である『岡山一番街』が、今回のお色直しでさらに刺激的になった」というリニューアル直後の記事で、中央広場の愛称募集も実施。よもやの「イルカの広場」命名前夜でした。
この企画では新旧問わず多数の店が紹介されとりますが、「雨の日に岡山駅地下改札を起点に一番街を通り、もっとも遠くまでいけるコースは?」なんて地味めなチャレンジも。最長は「一番街→ドレミの街コース(790歩)」でした。『ドレミの街』って懐かし。通称ドレミ!
今なお続く長寿コーナー「まかせてちょ~査団!」はこの月、「郵便番号の〒マークにはどんな意味が?」「アーさんとご一緒したいんですが、サントリー烏龍茶のCMはなんて歌っているの?」「ウチの次男は4月1日産まれ。学年は3月生まれの人と同じです。なぜ次の学年にならないの?」という妥協なきガチ質問3本立て。ローカル色は皆無だよ! 今ならチエブクロとか、ネットで簡単に答えが出そうなのにね。不便、ゆえにおもしろきかな。
「岡山初の本格的一冊『ラーメン大図鑑』制作好調!」なる記事も。1カ月後に発売された、伝説の「ピンクのラーメン本」です。「TJはラーメンなどのグルメに強い!」のイメージはこの辺から? モノクロページがメインの当時の本誌は、飲食店でもお店紹介が主体で、メニューにスポットを当てた記事が今より断然少ない印象です。この頃からさらに、「今風」なスタイルに変貌を遂げていったのでしょうね。
当時の世相(この年生まれの人は2020年で27歳)
1993年(平成5年)のできごと
1993年(平成5年)の岡山
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テレビドラマ&アニメ
次回は「1994年のタウン情報おかやま」です。お楽しみに!
※参考:「年代流行」