創刊以来43年の歴史を誇る『月刊タウン情報おかやま』の歴史を紐解き、創刊号である1977年から1年ごと、当時の表紙&目次を世相とあわせてご紹介します。
1984年4月号(No.85)はこんな1冊でした
「パコーン人間」(1982年記事参照)の爽やかイラストが印象的な、80年代テイストみなぎる1冊。創刊8年目を迎えた今号の特集は…ない…。レギュラーコーナーと呼ばれる定番の連載ばかりで、表紙や目次を確認しても「今月の目玉企画!」みたいなのんがないんです。メイン特集がない『タウン情報おかやま』が存在した、だなんて?どうした8周年記念号? コミュニケーションありがとう!
目を凝らすと巻頭近く10Pからひっそりと「テニスコートガイド・スクールガイド」があるものの、極めておとなしーい誌面です。やはりパコーン人間の陰謀かなんかか?(←適当)
連続企画の「THE OKAYAMAN人気投票」は最終発表段階で、「ぼくらの先生部門」と銘打って、なんと小・中・高校、大学、専門学校の先生を無尽蔵にランキング化! 1位に輝いた岡山市立中学の先生は見事1790票も獲得!って全校生徒数よりも多いんじゃね? なんて時代だ!
後に「シベ超」でレジェンドとなる岡山出身の水野晴郎先生が、RSK制作の番組でアンカーマンに就任のニュースも。いいぞマイク! 当時タウン誌を賑やかしていた読者コーナーでは「星子」なるキャラが活躍し、12ページのボリュウムで展開! 80年代はハガキ職人全盛の時代でした。
当時の世相(この年生まれの人は2020年で36歳)
1984年(昭和59年)のできごと
1984年(昭和59年)の岡山
流行&ヒット商品
流行語
ヒット曲
ヒット映画
〈邦画〉
テレビドラマ&アニメ
次回は「1985年のタウン情報おかやま」です。お楽しみに!
※参考:「年代流行」