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《映画「高津川」》「日本一の清流」と呼ばれる「高津川」を舞台に、優しい映画ができました。【PR】

  • 情報掲載日:2019.10.24
  • ※最新の情報とは異なる場合があります。ご了承ください。

映画「高津川」とは

オリジナルの企画、脚本による劇場映画作品を全国公開へとつなげる数少ない映画監督のひとり・錦織良成監督の最新映画『高津川』。主演の甲本雅裕さん、ヒロイン役の戸田菜穂さんとともに、11月29日(金)公開に先駆け、10月4日にキャンペーンのため岡山に。映画についてお聞きしました。

来岡インタビュー

この映画のみどころは?

〈錦織監督〉
「幸せは意外と足元に…」というのがテーマにはなっているんですけど、実はこの映画、みどころを聞かれるととても答えにくい映画なんです(笑)。その意味は、映画を観ていただくとわかると思うんですよ。

〈甲本さん〉
とても優しい映画です。登場人物に悪い人がひとりもいないんです。

〈戸田さん〉
完成して初めて映画を観終わった後、いろんな人への思いが巡ってしばらく椅子から立てませんでした。それくらい、強くも優しいメッセージが心に残る映画ですね。

甲本さんにとって初めての主演映画ということですが。

〈甲本さん〉
錦織監督の作品は、「高津川」以前にも6作品出させていただき今回7作品目ですが、役者として30年やってきて、映画で主役ができるということは本当にうれしいですね。

どの作品でもそうですが、監督さんが作品を作ろうとしたとき、キャスティングについて6回、7回と頭に「甲本」という名前を浮かべてくださるということは当たり前のことではないと思うんです。本当にありがたい。

映画を観ていただければわかると思うのですが、この作品は特に主役云々というよりも作品としてのテーマがはっきりとあって…。今回、役のことについては何も聞かされないまま台本をもらって、読み終わってから「これってもしかして、俺が主役なんじゃないの?」といった感覚から入ったくらいです(笑)。

だから主役だとわかった瞬間は、純粋にうれしかったです。でも、撮影に入ったらみんなが同じ土台に乗っかってひとつになって作品を作っていくわけですから、誰が主役かなんて関係なく、どれだけ凸と凹がないようにするかを意識しました。

戸田さんは甲本さんお相手のヒロイン役ということですが。

〈戸田さん〉
益田(島根県益田市)の街を普通に歩いていても、「私だと気づかれないくらい溶け込んでいけたら」と思って撮影に臨みました。

街の方々が私たちを快く受け入れてくださったことで、肩の力を抜いて自然体で過ごすことができました。素晴らしい風景と撮影スタッフの方々、甲本さんの雰囲気、街の方々のおかげで、本当にそこに住んでいる人のように演じることができたと思います。

この映画では「当たり前の幸せ、当たり前だからこそ大切にしたいこと」が描かれていますが。

〈錦織監督〉
映画にはいろいろなものがあっていいと思いますが、この映画は今の日本にはないタイプの作品だと思います。原点に返ってみました。私にとっての何気ない幸せや大切なものは映画そのものです。

映画としてスクリーンの中で役者さんが演じてはいるけれど、観る人たちが自分の物語として共感できるような作品が私の理想です。遊園地のようなキラキラした特別なものではない、「日常に寄り添った物語を描いた映画を作り続けたい」という思いを大切にしたいですね。

今の若い人たちはそんな映画にふれたことがないのでは? アメリカの大作映画以外は観たことがない人も多いのではないでしょうか。国際化と言いながら「井の中の蛙」になっている状態に気づいてほしいですね。ヨーロッパや中東には、「なんでもない」日常に寄り添った素晴らしい映画がたくさんありますよ。

〈甲本さん〉
幸せは特別ではないし、ひとりの人がいつの時代も同じことを幸せに感じているわけでもないと思うんです。

私の今の一番の幸せはインスタントラーメンを食べることですね。夜中に仕事から帰って自分で作って食べるラーメン。「なんてうまいんだ?!」って。最高に幸せです。

あくまでも自分が感じる幸せであって、人に何と思われようが関係ないんですよ。もちろん、15年以上のお付き合いをさせていただいている錦織監督と、今こうしてご一緒させていただいているこの時間も幸せですよ(笑)。

〈戸田さん〉
一日に何回も幸せは感じます。朝起きて晴れていたら「今日は洗濯物がよく乾くな」とか、寝る前に面白い小説を読んでいるときとか…。たくさんあります。仕事があることも健康でいられることも…。

すべて「私、幸せ?!」って口に出せば、それは幸せなことになるんです。大切なのは、「当たり前のことが幸せなこと」だと気づいているかどうかなんですよね。

岡山の人へメッセージを。

〈甲本さん〉
映画『高津川』は、錦織監督の突っかかりのない勢いと温かい人柄が表れた作品になっていると思います。先頭に立って作品を作ろうとする人から発せられる熱を、押しつけではなく自然と感じられた中で撮影ができたので、そのあたりからも、目に見えない何かを感じ取ってもらえると思います。ぜひ、私の地元の岡山の方に見て頂きたいです。

〈戸田さん〉
この映画の撮影中「いつもこんな現場だったらいいのにね」って言い合うくらい幸せだったので、完成映画を幸せな気持で観ることができたし、今この瞬間も幸せです。ぜひ、劇場に足を運んでいただいて「幸せ」を感じてください。

〈錦織監督〉
この映画はフィルム撮影で、美しい風景や神楽の衣裳の繊細さを表現しています。草むらをバッタが跳ねる様子まで、スクリーンでじっくりご覧ください。

作品/上映データ

Information

映画「高津川」
監督
錦織良成
キャスト
甲本雅裕、戸田菜穂、大野いと、田口浩正、高橋長英、奈良岡朋子
公開日
2019年11月29日(金) 予定
上映館
イオンシネマ岡山(岡山市北区下石井1-2-1 イオンモール岡山5階)

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