「岡山弁」の魅力を大調査しちゃいました!
テレビや動画でも最近ますます、「ネイティブ岡山弁」の芸能人が増えてますね。ときには「岡山くくり」の企画まで放送されたりして、岡山県民としては誇らしいような、こそばゆいような、不思議な感覚。
「今、もしかして岡山弁がメジャーになっとんじゃねえん?」いうそんな思いから、始まったこのコーナー。
今回は「名作のあのセリフを『岡山弁』に訳したら…」をはじめ、岡山県民がもうなる「クセ強岡山弁」について調査しました!
クセが強いぜ!「岡山弁」
前回の調査で「岡山弁」のイメージをネイティブの皆さんにお聞きしたところ
「田舎っぽい」「独特」「ちゃんとしてない」…だからこそ「好き」!
というステキな答えをいただきました。
今回は、あらためて皆さんにアンケート!
まずはここ数年でその「クセ強ぶり」が全国的にも有名となった「岡山弁」。
当事者である岡山県民は果たしてどう思っているのでしょうか。
今回は香川生まれ、岡山歴15年弱のスタッフが岡山弁の情熱と冷静の間に立ってご紹介していきます。
「岡山弁」は「クセが強い」と思いますか?
大多数の方が「クセ強自認」という結果となりました。
ではそんな愛すべき「岡山弁」の中でも、特にクセ強なワードとはいったい…。
そこでネイティブの皆さんがクセ強と思う「岡山弁」を調査しましたので、ご紹介していきます!
気の置けない人と話すときに、ネイティブがついつい口にしてしまう「クセ強岡山弁」の数々。
耳にする機会が増えたな…と感じるとき、それは仲がいっそう深まった瞬間なのかもしれません!
次は、そんな県民ですら「クセが強い」と感じている「岡山弁」を使って、あの名作を楽しんでみようと思います。
名作を「岡山弁」で楽しむ 『吾輩は猫である』
夏目漱石の処女小説にして今もなお愛されるこちらの作品。
たとえ読む機会がなくても「吾輩は猫である」この一文は有名ですよね。
さて、岡山弁ネイティブの皆さまはどのように訳したのでしょうか?
なんだか、猫の親しみやすさと図太さが増している気がします。
「わし」派、「わい」派、「うち」派…とそれぞれニュアンスが違って聞こえ、個性豊かな猫の顔が頭に浮かんできました。
それにしても、たくましく生きてくれそうな猫じゃなぁ…。
名作を「岡山弁」で楽しむ 『走れメロス』
こちらもお馴染みの名作から巻頭の一文をセレクト。
人を信じる大切さを描いたこちらの作品。
学生のときに読書感想文のテーマで選ばれた方も多いのではないでしょうか。
そんな壮大なお話のはじまり「メロスは激怒した」が、「岡山弁」になると…。
タイトル「走れメロス」を「岡山弁」に訳すと?
こちらもたくさんの訳が寄せられました!
激怒する⇒「すごく・すごい」怒っている。
その「すごく・すごい」を表現する多彩さにビックリです!
ネイティブの皆さんはこれを意識せずに使い分けているんですね。
もはやバイリンガルを超えた…?! と言っても過言ではないのでは…。
タイトルについてもたった1文字「ら」が入るだけで、なんだか地元感が増しますね!
もしかしたら、メジャーになっとるかもしれん岡山弁。
皆さんもしっかりつこーていってぇなー。
※記事は『Webタウン情報おかやま』Instagramでのストーリーズを使ったアンケート(2024.4月に実施)を元に制作
※返答いただいた答えについて、表現の一部を抜粋・リライトさせていただいたものもありますのでご了承ください
画像素材:PIXTA
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