「家」には、その人のスタイル、つまり生き方や価値観が表れるもの。

そんな「スタイル」を感じる家を形にするお手伝いをしているのが『Life Design KABAYA』。

施主さんと、『Life Design KABAYA』スタッフが一緒になって作った、「わたしスタイルを愉しむ」家は、今回で11回目の連載となり『タウン情報おかやま』2025年4月号（3月25日発売号）の誌面でも紹介しています。

『Webタウン情報おかやま』の連載では、毎月誌面で紹介しきれなかった、それぞれの家の魅力をさらに深堀り！
家へのこだわりをたっぷり紹介します。

和の風格にモダンな勾配天井をプラスした、すこやかに暮らせるバリアフリーの家。

まず紹介するのは、瓦屋根、木格子や木目を品よく取り入れた、落ち着きのある和風の佇まいが魅力のTさん邸。勾配天井の流れるような木目のラインがバーチカルブラインドからフロアへつながるリビングは、洗練された直線美の空間に仕上がっている。

ダイニングの横には6帖の小上がり畳スペースを設置。照明は埋め込み式のダウンライトで統一して、すっきりとした広い空間を演出している。

また介護士の奥さんは「自分たちの将来にも備えておきたい」と、バリアフリー仕様を積極的に採用。1階のドアはすべて、床にひっかかりのないフラットな「吊り引き戸」、トイレにはグリップ・バーを設置した。

さらには勾配天井によってできたスペースを活用し、2階には小さなグルニエ（小屋裏収納）を設けた。ハイサイズの土間収納は、ゴルフバッグもしまえる余裕の収納力。土間収納と靴箱の中は、濃いグレーのアクセントクロスで、汚れが目立たないよう工夫している。

生まれてくる子どもの成長を見守り、夫婦で健やかに年を重ねられる住まいが完成した。

Tさん邸の気になる間取りを紹介！

From 『Life Design KABAYA』Staff

広々リビングで、ジャンプや駆けっこも！　家族の歓声が聞こえる光たっぷりのわが家。

2軒目は、「子どもには広くて明るい家でのびのび育ってほしい」との願いが詰まったSさん邸。「かなうなら家の中でも外でもボール遊びができるくらい広いLDKと庭にしたい！」という希望を実現するため、22.4帖のLDKに4.5帖の和室をプラス。さらにはダイニングの上を吹き抜けにすることで、約27帖の自慢の大空間が実現した。

吹き抜けは2階の壁の室内窓から光を取り込み、空調効果も高めている。2歳の息子さんは、心地よい空気の流れる吹き抜けの下、パパに「高い高い」をしてもらうのが大好きなのだとか。

また間取りは「家事ラク動線」と、家相を配慮。水回りは効率よく動けるよう、できるだけコンパクトに。また1階と2階の両方に、ファミリークローゼットを設置した。奥行きを広く取った縦長の玄関は、上がり框と廊下を兼ねた設計で、ゆったり使うことができる。

さらにはキッチンの下がり天井や玄関の上がり框の間接照明など、光の色や調光にもこだわっている。広い敷地を生かした贅沢空間。家族の歓声が絶えない、理想の広々わが家が完成した。

Sさん邸の気になる間取りを紹介！

From 『Life Design KABAYA』Staff

日々の暮らしと、その先にある将来を、より豊かにしてくれる家。

この連載では、そんな『こだわりの家』をご紹介してきました。

施主の方々が紡いだ「家づくりの物語」が、皆さんの夢と希望が詰まった
マイホームの実現につながることを願っています。

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