さんもく工業株式会社で企業体験してきました!
職場体験前
Q:職場体験をしたいと思ったきっかけは?
A:就活を始めたばかりなので、まずとにかく実際の会社を見てみたいと思いました。
Q:さんもく工業株式会社のどんなことを知りたいですか?
A:会社の魅力や強みを知るとともに、社内の日常の雰囲気を肌で感じてみたいです。
県内初のプレカット工場と、県内唯一の木材防腐加工場。
木材の防腐加工とプレカット加工をおもな事業とする『さんもく工業』。1934年に木製電柱と鉄道枕木の防腐処理加工・製造専門会社として創業し、戦前から高度経済成長期のインフラに携わったという。そして、電柱や枕木がコンクリート製へと変わってからは、品目を住宅用土台や公園施設などの用途に移し、長年つちかってきた技術力を発揮し続けている。また1989年には岡山県内で初めて、住宅用構造材のプレカット業務に参入。どんな住宅建築にも対応する高精度な加工を手がけ、多くの住宅メーカーから信頼されている。
今回は岡山商科大学3年生の宮岡花菜子さんに、同社での企業見学をしてもらった。
暮らしと景観を豊かにする、耐久性の高い木製施設。
私たちの防腐加工技術がどのように人々の暮らしに役立っているか、まずは実物を見てイメージしていただければ」という田中陽裕専務の案内で、本社近くの大型公園内に建つ東屋(屋根付きの木製ベンチ)と、住宅街に立つ木電柱を見学した。東屋は約20年前、電柱は40年以上前に設置されたものだそうだが、長い年月風雨にさらされても朽ちることなく役割を果たしている。
続いて本社にて、この耐久性を実現する防腐加工工場を見学。構内にある巨大な筒状の設備は、圧力をかけて薬剤を木材に染み込ませる「加圧注入処理」のための真空釜。新しい設備と環境に配慮した薬剤を用い、大正時代から変わらない伝統的な技法で加工している。宮岡さんは「公園のベンチがなぜ長持ちしているかなど、今まで意識したことがありませんでしたが、こうした仕事をする会社のおかげだったんですね」と、好奇心いっぱいの表情で話す。
先進的な工法にも対応する高精度なプレカット技術
さらにプレカットの工場と設計部門も見学。プレカットとは住宅建築に使われる構造材の接合部分を切削加工するもので、加工はほぼ自動で行われるが、正確な設計技術と現場での厳しい品質管理が不可欠となる。つねに新しい技術の導入に努め、県内でもトップレベルの加工精度を誇っている。
工場内を見学しながら、案内役の社員たちに熱心に質問していた宮岡さん。「業務内容はもちろん、社風のよさもよくわかりました。年の離れた社員さん同士も気さくに雑談をしていて、楽しく働くイメージができました」と、目を輝かせていた。
職場体験後
《今回、職場体験をしてみて感じたことは?》
工場見学は、初めて見るものばかりでワクワクしました! 自分の知らない仕事が世の中にまだまだあるんだということがわかりましたね。先輩後輩の垣根のない、和気あいあいとした雰囲気をリアルに感じられたこともとてもよかったです。
さんもく工業株式会社はこんな会社!
会社の一番の魅力は、社員同士みんな仲がよいこと。若手社員にもいろいろな仕事のチャンスを与えてくれる風土があり、上司は若手の仕事ぶりをいつも見守って、フォローしてくれます。仕事はすべて入社後に教えてもらえるので、特に専門知識がなくても大丈夫。女性も多く、働きやすい職場ですよ。
Information
さんもく工業株式会社
- 住所
- 岡山市南区海岸通2-6-3 map
- 電話番号
- 086-262-0137
- HP
- https://www.sanmoku.co.jp