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《医療支援のクラウドファンディング募集》60年以上続く命の航海。瀬戸内の巡回診療船「済生丸」を支えるクラファンとは?

  • 情報掲載日:2025.06.02
  • ※最新の情報とは異なる場合があります。ご了承ください。

瀬戸内海を巡る海の病院「済生丸」。診療継続の要となるX線機器の更新費用の一部である3000万円を目標としたクラウドファンディングが6月2日(月)からスタートする。

瀬戸内海を巡る海の病院「済生丸」とは?

済生丸とは『社会福祉法人恩賜財団済生会』が保有し運航する、日本国内唯一の巡回診療船。

瀬戸内海には無医島や医療環境が十分でない離島が数多く点在。「済生丸」は1962年から60年以上に渡り、地域住民の命と健康を守るために約60の島々を巡回し、定期的な診療活動を行っている。

岡山・広島・香川・愛媛4県の『済生会病院』の医師や看護師、理学療法士、管理栄養士、MSWなどの専門職が乗船し診療にあたっている

島々の地域住民からは「海をわたる病院」として親しまれ、単なる医療提供にとどまらず、予防医学の普及や健康意識の向上、さらには人と人とのつながりを育む場としての役割も担ってきたという。

離島で暮らす地域住民の健康を守るため、胸部X線検査のほか、船内にはさまざまな診療・検診を行う設備が整っている

なぜいま支援が必要なのか

定期的な検診や健康教室などを通じて交流の場にもなっている。そのことが人と人との繋がりを育んでいる

総航走距離は地球約23周分、受診延人員は63万1488人。長年船上で活躍してきたX線機器の老朽化が進み、2025年12月までに機器の更新が必要な状況だ。

島々における医療活動を継続するためには、正確な診断を可能にする更新が不可欠である。更新にかかる費用は莫大に要し、運営主体である『四県済生会支部』での負担では極めて厳しい状況という。

医療関係者が、予防医学やへき地医療のあり方を学ぶ、地域医療研修の場としての役割も担っている

クラウドファンディングの詳細

このたび、診療継続の要となるX線機器の更新費用の一部である3000万円を目標に、サイト『READYFOR』にてクラウドファンディングがスタート。募集期間は、2025年6月2日(月)9時~2025年8月29日(金)23時まで。

サイトではクレジットカード、銀行振込、コンビニ支払いが選択可能。インターネットからの寄付が難しい場合は、関連病院の窓口でも受付可能。詳細は問合せを。

また本プロジェクトへの寄付は、2025年分として確定申告すると税制上の優遇措置を受けることもできる。瀬戸内海の島々に暮らす人々が、住み慣れた場所で安心して医療を受け、健康に暮らし続けるために、応援してみてはいかがだろうか。

<消費税率の変更にともなう表記価格についてのご注意>
※掲載の情報は、掲載開始(取材・原稿作成)時点のものです。状況の変化、情報の変更などの場合がございますので、利用前には必ずご確認ください

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