あたりまえにある身近なあんなものやこんなものに、実はこんな歴史や理由があるのです…。
そんな身近にある何? なぜ?を調べます。
好きなor萌える岡山弁のフレーズ
県外の人からは「きつい、怖い」と言われることも多い「岡山弁」。しかし最近では、千鳥や藤井風など魅力的な岡山弁の使い手が出てきて、全国的に親しまれるようになりました。そこで、読者に好きな岡山弁をアンケート。住んでるからこそ知るディープ岡山弁も登場!
好きなor萌える岡山弁のフレーズは?
アンケートでは、まずは、好きな、もしくは萌える岡山弁を聞いてみました。なかなか標準語では説明しきれない、おもしろい表現の岡山弁が挙がってきましたよ。
キャッチフレーズとしてもよく聞く岡山弁ですね。おばあちゃんのお出迎えの言葉にほっこり。次も、おばあちゃんの岡山弁から。
のどかな風景が思い浮かぶ岡山弁ですね。おばあちゃんがしゃべる岡山弁は語感を含めて優しさを感じます。
岡山弁って、こういうツッコミのような言葉が多い気がするのは気のせい?
「あずる」は動き回る、もがくという意味ですね。子どもがむずがっているときも「子どもがあずるわ~」と言っているのを聞いたことが。そんな姿もかわいいものです。
動く、うろちょろするという意味ですが、私は「背中がいごいごする」(背中がむずがゆい)というのにも使いますね。そういえば動くを「いごく」ということもありますね~。
確かに普段使いしやすい岡山弁かも。また、「なんも言っとらまーが」というように「~まーが」も日常会話で使いがちな岡山弁ですね。
勉強にぶりがつく、散歩にぶりがついて遠くまで来てしまった、など勢いづいて行動を進めてしまうときに使うことが多いですね。部屋の掃除をしているとぶりがついてトイレまでしてしまうとか…。ぶりがつくの大事です。
便利な岡山弁
標準語ではなかなか言い表せない、標準語とは印象が変わる岡山弁も聞いてみましたよ☆
まず学校の習字の授業で聞く「うったて」。物事の最初、始まりのことを言うことも。「物事のうったてが大事じゃ!」とか。
なるほど~。興味深い考察ですね!
岡山弁はリズム感がいい言葉が多い?
便利な岡山弁、ディープな岡山弁を皆さんに聞いたら、思いのほかリズム感のいい岡山弁がそろったので、ここでずらっとご紹介!!
「だから」の意味の「じゃ」や「しゃーから」は、使い勝手のいい便利な岡山弁ですよね。会話にリズム感も出ますし。
確かに語感がかわいらしい!
この言葉も語感かわいいですよね☆ 同じような字面で全然意味の異なるこんな岡山弁も。
「みてる」って、音だけ聞くといろんな解釈できるので、意味の判断に迷う言葉ですね。この言葉を日常使いできてたら、岡山弁マスターって感じがします。
まわりにデートする人が多かったんですね。なんかうらやましい!
最後はこの言葉。里庄町出身のミュージシャン・藤井風さんの曲名にもなって、より多くの人に知られるようになりました。ちょっと怒って問いかけるときに使いますが、安堵したときも「なんな~ん」と言うこともあり、言い方次第でバリエーションが出る言葉です。この言葉もリズム感いいですよね。
こうやって集めると、岡山弁は語気強めのリズム感のあるフレーズが多いことに気づきます。この特性を生かしつつ、楽しく岡山弁を使いこなしていきましょう!
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