岡山をはじめ瀬戸内エリアのこだわりの品々をお届けする、通販サイト「オセラショップ」。
スタッフが実際に食べ、身に着け「これだ!」と思った、今おすすめしたい逸品をご紹介します。
完熟すると皮がすーっとむけ、みずみずしい白い果肉が現れる…。すがすがしい甘みとたっぷりの果汁、とろけるような舌触り、そしてなんとも言えない芳しい甘い香り。
そうです! もうすぐ7月! いよいよ白桃の時期到来です!
皆さんはモモお好きでしょうか? この記事を書いている私ことスタッフMは、モモは大好物のひとつ。ですが、この年になるまで(小学生の子どもを持つ母親なのですが…)、白桃以外のモモを食べたことがなく、モモ=白桃だと思っていたという世間知らずなやつでした。
岡山が誇る白桃は、ピンクのモモに比べ作るのが難しいと聞きます。さらに有名な品種・清水白桃は岡山発祥! そんな岡山県産の白桃に迫ってみたいと思います。
清水白桃発祥の地である、岡山市一宮地区で、岡山県農業士であり、果樹研究会 桃部会長も務められていたモモ・ブドウ栽培の名人のひとり、三宅隆さんにお話を伺いました。 ※「岡山県農業士」とは岡山県の農林業の発展に貢献する優れた生産者の証だそうです。
「どうして白桃を作るのは難しいでしょうか?」
「もちろん白桃の品種はあるのですが、白桃にするには、日光に当てずに熟成させることが必要です。そのためには、小さな実ができた時点で、モモひとつひとつに袋がけをしなくてはならない。さらに清水白桃はとてもデリケートなため、より細心の注意が必要です。7月下旬から、たった10日間しか収穫できない清水白桃を作るために、冬の土壌改良や春の間引き、防蛾対策といった作業を1年がかりでしていくんですよ」と三宅さん。
なるほど…。効率的にたくさん実をならせて量を収穫するのではなくて、美しい白桃をひとつひとつ大事に育てあげる方法なのですね。毎年毎年積み重なった経験や知恵があってこその職人の技。とてもかっこいいです。
三宅さんのモモ作りに対するこだわりをお聞きしました。
「『果物の出来を天候のせいにはしない』ですかね。例えば昨年は豪雨があって、そのあと雨が降らない日が続きました。これはモモにとっても一大事。夜中も水やりを行うなど、モモの木と実の状態を見つつ、甘くみずみずしいモモになるよう工夫しました。どんな天候不順にも対応できるような生産者であり続けたいと思っています」と三宅さんは笑顔で語ってくれました。かっこよすぎます。
そんな三宅さんの作る白桃の評判は一貫して「どれを食べてもはずれがない」。白桃栽培の関係者やプロにも一目置かれています。約150本の畑で平均5.5トンもの出荷量を誇るとのことですが、実は毎年常連客の方のみで完売するらしいのです。
そんな店頭ではなかなかお目にかかれない三宅隆さんが作る清水白桃を、「オセラショップ」限定で、特別に販売させていただけることになりました。今年も7月下旬から収穫する予定で、モモの成長に寄り添いながら栽培していらっしゃいます。
「今年こそみずみずしい甘い清水白桃を食べたい!」や「はずれのない清水白桃を贈りたい!」と思っている方、「オセラショップ」をぜひのぞいてみてくださいね!