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《岡山の妖怪》岡山の妖怪図鑑 その一

岡山の妖怪

  • 情報掲載日:2020.07.09
  • ※最新の情報とは異なる場合があります。ご了承ください。

ここ数年、多様なメディアを通じて、何かと話題になる妖怪たち。実は、私たちの住む岡山県にも、魅力的な妖怪がいっぱいいたのです。前回ご紹介したアマビエ関連アイテムに続き、今回は不思議でちょっと怖い岡山の妖怪の世界をのぞいてみませんか?
監修:岡山民俗学会理事 木下浩さん

ここでは、岡山県内に数多くいた妖怪の中でも、個性際立つ妖怪5体をご紹介します。地名や祭りの由来となって今も大切にされている妖怪も。

●特集内で紹介する妖怪にまつわるエピソード・伝承には諸説あり、今回はそのひとつ、または一部を紹介しています。●掲載されている施設・店舗・スポットの情報は、2020年6月8日現在のものです。新型コロナウイルス感染拡大の影響により、予告なく変更される場合や、時間の経過により、掲載情報と異なる場合があります。●掲載されている写真は実際の内容と異なる場合がございますので、予めご了承ください。●エリアによっては季節や天候によって通行困難になる道路・区間があります。事前に道路情報を確認の上、おでかけください。

<倉敷市> 阿久良王(あくらおう)

由加山で暴れた鬼は、白ギツネになって大権現の使いに。

阿久良王(あくらおう)

奈良時代の終わりから由加山に住んでいたという鬼。悪事を重ねていたところ、当時の名将・坂上田村麻呂将軍が退治に乗り出す。将軍は、由加山に鎮座する瑜伽大権現に祈り、ついに鬼を倒すことに成功。阿久良王は死ぬ間際、過去の悪事を悔やみ、これからは瑜伽大権現の使いとして人々を助けると約束する。将軍が阿久良王の首を切ると、それは光って75 匹の白ギツネになり、大権現の使いになったという。
参考文献:河井康夫『玉野の伝説』

ゆかりスポット

阿久良王(あくらおう)
由加神社本宮
阿久良王(あくらおう)
由加山蓮台寺

Information

由加神社本宮
住所
倉敷市児島由加2852
電話番号
086-477-3001
HP
http://www.yugasan.or.jp/
由加山蓮台寺
住所
倉敷市児島由加2855
電話番号
086-477-6222
HP
http://yugasan.jp/

<倉敷市> 備前児島の吉祥坊(きちじょうぼう)

児島一帯の総鎮守だった天狗。

備前児島の吉祥坊(きちじょうぼう)

県内の天狗たちの中でも、特に由緒ある天狗なのが、この吉祥坊。児島一帯の山や谷を駆け回って、周辺の総鎮守を担っていたようだ。修験道の寺院である『五流尊瀧院』の近くにある福南山頂上にある杉の森をすみかとしていたと伝えられている。寺院内には、吉祥坊の祠が今も残り、大切にされている。
参考文献:知切光歳『天狗の研究』

ゆかりスポット

備前児島の吉祥坊(きちじょうぼう)
五流尊瀧院/児島吉祥坊祠
撮影:木下 浩

Information

五流尊瀧院/児島吉祥坊祠
住所
倉敷市林952
電話番号
086-485-0027

<新見市、真庭市ほか> 件(くだん)

予言をする人の顔をした牛。その予言は必ず当たる!?

件(くだん)

顔は人間で、体は牛。生まれてすぐに人の言葉を話し、予言をして、4、5 日で死んでしまうという妖怪だ。件が予言した内容は必ず当たると言われ、過去、豊作や疫病の流行などを言い当てたとか。さらに、昭和時代には戦争の開戦や敗戦の予言を残したという話も残っている。「よって件のごとし」という言葉はこの妖怪から生まれたという説も。
参考文献:岡山民俗学会『岡山民俗学会会報74号』

<真庭市> 蒜山のカッパ

県下三大踊りの由来は、カッパと人の石の取りあい!?

蒜山のカッパ

蒜山のカッパたちが大事にしていた腰掛石が、ある日、福田神社の手洗鉢として人間に寄進さ
れてしまった。カッパたちは、神社に人けがない日を調べ、こっそり石を取り戻そうとする。しかし、それを知った人間たちは老若男女を集め、ひと晩中石の番をし、歌や踊りで退屈を紛わした。この様子を見たカッパたちは、「人けのない日ですら、こんなににぎわっているなんて…」と取り返すのをあきらめたのだとか。これが、毎年お盆に踊られる県下三大踊りのひとつ「大宮踊」の始まりに。
参考文献:八束村『八束村史』

ゆかりスポット

蒜山のカッパ
福田神社/大宮踊

Information

福田神社/大宮踊
住所
真庭市蒜山中福田392
電話番号
0867-66-3220(蒜山観光協会)

<真庭市> 大ハンザキ

体長なんと10m! 旭川に住んでいた巨大オオサンショウウオ。

大ハンザキ

安土桃山時代、湯原温泉のそばを流れる旭川に、体長10.9m、胴回り5.5mの巨大なハンザキ(オオサンショウウオ)がいて、付近の人や牛馬を襲っていた。ある日、彦四郎という若者が、短刀を手に大ハンザキに飛びかかり、ハンザキの腹を内側から切り開いて退治。しかしその後、彦四郎の家では、夜な夜な戸をたたいて号泣する声が聞こえ、そのうち一家はみな死んでしまったそう。このことから、村では大ハンザキを大明神として祭るように。また、毎年8月には、大ハンザキの山車やねぶたが登場する「はんざき祭り」が開催されている。
参考文献:湯原町文化財専門委員会『湯原町の文化財』

ゆかりスポット

大ハンザキ
はんざき大明神

Information

はんざき大明神
住所
真庭市豊栄1515

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