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《公益財団法人 大原記念倉敷中央医療機構 倉敷中央病院》【ミライのための医療講座】健診結果予測シミュレーション【PR】

おかやまの病院2023[全県版]

  • 情報掲載日:2023.04.01
  • ※最新の情報とは異なる場合があります。ご了承ください。
公益財団法人 大原記念倉敷中央医療機構 倉敷中央病院

予防医療プラザ所長
菊辻徹先生
■専門分野/消化器病

「失う前に守る」先制医療で健康寿命の延伸を図る。

医学は日進月歩で発展し、ひと昔前なら「不治」といわれた病気も、現在ではその多くにおいて治療法が確立されている。けれど、最新の治療には相応の医療費がかかり、一命をとりとめても健康を完全に取り戻せるとも限らない。
「だからこそ、定期的な検査で発症リスクを予測し、先手で対策を講じることが非常に重要なのです」と話すのは、『倉敷中央病院付属予防医療プラザ』所長の菊辻徹先生。「岡山県西部の中核病院として長年地域医療を担ってきた当院が予防医療プラザを設立したのも、その啓発が地域の人々の健康寿命の延伸に欠かせないと考えたから。
一般的な人間ドックに加えて、ほかの施設ではなかなか受ける機会のない多彩な専門検査を展開し、医師や保健師、理学療法士、管理栄養士ら各分野のプロフェッショナルが一丸となって的確な予防・生活指導を行っています」。

AIを駆使した高精度な分析技術で将来の健診結果の推移を可視化。

なかでも同プラザの特長的な取り組みが「疾患予測AI」だ。画像診断の領域ではすでに広く普及しているAI技術だが、ここでは特定健診結果をAIで分析し、将来の健診結果の推移を可視化する「健診結果予測シミュレーション」システムを導入。大手ITディベロッパーのプラットフォームに同院の膨大な健康診断実績データを反映したもので、健診結果と問診内容から今後3年の健康状態の推移を予測させる。
「具体的な予測数値が可視化されることで受診者の生活改善意識が高まると同時に、保健師や管理栄養士らはより具体的かつ説得力のある食生活・運動提案が行えるようになりました。また、シミュレーションによる指導効果に有意差も確認されており、現在、心筋梗塞や狭心症などを発症した患者さんの過去データと診察・治療の経過と照合した、疾患発症リスク予測AIを開発中です」と菊辻先生。
さらに将来的には、がんをはじめとする幅広い疾患にも対象を拡大することも検討しているという。

健診受診と生活習慣の改善は健康であるからこそ価値がある。

いっぽうで、課題もある。人間ドック受診は年1回が一般的だが、一年間にもわたるインターバルは健康意識の低下を引き起こし、その間に健康状態が大きく変化することもある。そのため同プラザでは、理学療法士によるパーソナルトレーニングや定期的な健康体操教室などを実施し、受診者たちが継続的に体に向き合える機会を創出。今後もさまざまな健康維持・改善の提案を行いながら、長期的な取り組みを後押ししていく計画だ。
保険制度が確立された日本では、MRIやCTといった高度な医療検査も比較的容易に受けられる。しかし、いまだその多くはすでに不調を来した状態での受診であり、検査結果が出たら即治療となってしまうことが多い。明確な自覚症状がない状態では、受診するという行動に移しにくいものだが、病気で仕事も日常生活もままならなくなってからでは遅い。
自分自身や家族の未来のために、常に最善の行動を選びたいものだ。

公益財団法人 大原記念倉敷中央医療機構 倉敷中央病院

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