「おかやま縁むすびネット」とは
「おかやま縁むすびネット」は岡山県在住在勤の人を対象とした素敵な出会いをサポートする岡山県が運営するシステムです。
今回、「おかやま婚活応援団」と題して、結婚を考えている男女に向けて婚活に役立つ情報をシリーズで展開!
第2回目は『野菜食堂こやま』の小山津希枝さんにお話を伺いました。
小山さんインタビュー
小山さんの経歴を教えてください。
夫の持病が進行して入退院を繰り返すようになり、「病気を少しでも快復させてあげたい」との願いから、食養生のセミナーに参加しました。それをきっかけに「食べものが変わると人生が変わる」ことを強く実感したんです。
その後、自宅で料理教室を開くようになり、自然食を通じて出会った人からの後押しもあって、2000年に『野菜食堂こやま』をオープンしました。
「食は幸せの原点であり、食卓から子どもたちに愛情を伝える」を信条に、食の大切さをお店や料理教室を通じて伝えています。
料理教室では、結婚に関する相談を持ち掛ける生徒も多いそうですね。
「いい人に出会えない。私には縁がない」という声を多く聞いてきました。
私はそのたびに、「縁はだれにでもやってくる。そのチャンスに気付くか気付かないか。その準備ができているかが大事」と説いてきました。
「早く結婚してほしい」と親や周りに言われることにストレスを感じているという話もよく聞きます。
結婚を焦ると周りが見えなくなって、出会いに気付けなかったり、もっとほかにいい人がいないかと、大海のなかから唯一のものを探そうとしたりする。
結婚するきっかけは、自分が結婚したいと思うことが第一歩目だと思います。自分の子どもを抱きたい、あの人の子どもが欲しい、家族を持ちたいという思いに至るには、まず自分の心にゆとりや豊かさが必要です。
心を豊かにするためにはどうすればいいですか。
私が提唱しているのは、「食べ物を変えること」です。
私たちの体は毎日の食べ物でできています。何から始めればいいかと尋ねられると、毎朝、ご飯を食べ味噌汁を飲むことをすすめています。体温が上がって免疫が強まり、穏やかな精神状態を保つことにつながります。
心にゆとりが生まれると見えなかった景色が見えるようになったり、些細なことが気にならなくなったりしますよね。料理教室をしているなかでも、食事を変えた生徒の顔つきが変わってきて、次に言葉が変わっていく姿を多く見てきました。心のゆとりが生まれてくれば、小さい池から探そうとするようになるのです。
もちろん、結婚がすべてだとは思っていません。それに準ずる幸せを感じることがあればいいと思います。仕事や社会奉仕で活躍することも素晴らしいと思います。
ただ、女性として生まれたからには母になるチャンスがある。私も子を持ち、孫を持ち感じることとしては、子どもを持つことで得られる感情を感じてほしいということです。
命のバトンタッチは決して簡単ではないし、どの時代も子どもを愛する気持ちがつながっているから今があると思うのです。
小山さんが「おせっかい」であり続ける理由は。
昔はおせっかいな人が周りに少なからずいたものです。
面倒と感じることもありましたが、困ったときに一番に駆けつけてくれるのもその人だったと記憶しています。そこに本当の大人を感じたものですが、今はなかなかそんな人いませんね。
社会が助けてくれるようになったことが一因と感じています。でも私は、そんな「おせっかい」であり続けたいと思っています。
幸せな家族を作るサポートできる人間でありたい。
人間だけが弱いものを助けて生きていける動物なのです。その結果が成就したときに見せる顔がたまらなくうれしいのです。
ぜひお店や料理教室を通じて、気軽に頼ってもらえればと思っています。
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