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暮らしのいいモノ探し。ハレマチ特区365。

想像力と遊び心を発揮して、耐熱ガラスの魅力を引き出す。

暮らしのいいモノ探し。ハレマチ特区365。

  • 情報掲載日:2018.09.26
  • ※最新の情報とは異なる場合があります。ご了承ください。

岡山発の魅力的なアイテムを集めた、イオンモール岡山5階の『ハレマチ特区365』。
ものづくりのへのこだわりストーリーを紹介します。

ものづくりSTORY|平井宏明[ひらいひろあき]

暮らしのいいモノ探し。
「ブルーモールドグラス」各4860円
驚くほど軽い、耐熱ガラスのグラス。濃く深い青色が美しく、グラスの中をのぞきこむと、まるで深海の中にいるような心地に。ひとつひとつ手作りのため、色味はもちろん大きさや形もさまざま。手に取ってしっくりくるもの、見ていて魅かれるものを選んで。
バーナーの細い炎でガラスを溶かしながら、繊細な細工を施す平井さん。根気と集中力が必要。
セミの抜け殻のオブジェは、細い脚の関節や爪までリアルに再現。実物と並べても瓜二つだ。

耐熱ガラスは、透明度が高い、軽い、温度ショックに強いなどの利点があるいっぽう、作り手としては扱いづらい素材だ。酸素バーナーの炎でガラスを溶かして成形する「バーナーワーク」という技法を用いるが、炎の温度は2000度を超えるという。さらに溶かしたガラスはあっという間に冷めてしまう。制作は、熱さや時間との戦いなのだ。そんな耐熱ガラスの作家が、平井宏明さんである。

 高校で美術に親しみ、進学した倉敷芸術科学大学ではガラスを専攻。吹きガラスやコールドガラス、トンボ玉などざまざまな形のガラス作品を経験した後、耐熱ガラスにたどり着いた平井さん。「実は独学なんです。インターネット動画も普及していませんでしたし、最初は海外の指導書などを取り寄せました。といっても、外国語がわからないので、写真からやり方を想像して、とりあえず作って。道具もないから自作してましたね」。大変な苦労だと思うが、本人はいたって愉しそうに振り返る。「もともと理工学に興味があり、難しそうなものを解き明かしていく作業は得意だったんです、パズルとか知恵の輪とか」。

 そんな平井さんの資性は、最近よく作っているという野菜や果物、昆虫などのオブジェに反映されている。「昆虫は色も美しいものが多いし、何より構造的な面白さがある。図鑑も見ますが、捕まえられるものは標本にしてじっくり観察します。どうやったらガラスで再現できるかな?なんて考えている時間は、とても愉しいですね」。昆虫の細い足のような、繊細な細工ができるのは、素材そのものに強さがある耐熱ガラスだからこそ、だという。扱いづらさと表裏一体の無限の可能性。そんな耐熱ガラスに魅せられた平井さんは、暑い日も寒い日も、汗だくでバーナーの前に座っている。

Information
平井宏明
住所
倉敷市水島南亀島町12-14
電話番号
090-3749-2370

そのほかにおすすめしたい『平井宏明』の作品。

暮らしのいいモノ探し。
(奥から)「Ice cube vase」(L)3780円、(M)2700円、(S)1944円。「Ice cube 6角形」1944円。
ころんとしたフォルムとガラスが作り出す光が存在感を放つ、小さな一輪挿し。庭に咲いている素朴な草花やハーブなどを、さりげなく活けるだけでさまになる。玄関先やトイレ、洗面台などにちょこんと飾って。違う種類、大きさを組み合わせてのディスプレイもおすすめ。薄いガラスなので、取り扱いには注意して。
ハレマチ特区365
岡山ものづくり物語

『イオンモール岡山』の5階にある、晴れの国おかやまに息づく、ものづくりのスピリットを体感・体験できる空間。「365日デイリーでつかう、愛しいもの」をテーマに、岡山県内の作家や職人、企業による雑貨、ウェア、ストックフード&器など、1000種類以上のアイテムをラインナップ。作家によるワークショップをほぼ毎日行なうスペースも常設。

Information
ハレマチ特区365
住所
岡山市北区下石井1-2-1 イオンモール岡山5階
電話番号
086-206-7204
営業時間
10:00~21:00
休み
なし
駐車場
約2500台(共同)
HP
https://hare365.com/

<消費税率の変更にともなう表記価格についてのご注意>

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