今回のプロジェクトについて
2020年、世界中を襲った新型コロナウイルスの影響で、岡山でも多くの飲食店が大幅な売上減となり、閉店を余儀なくされる店も後を断たない状況が続いている。
そんななか、岡山城にほど近い『石山公園』の入り口に位置する場所に「PUBLICカウンター」を作ることを目指す、新たな試みが立ち上がった。その名も「晴れ! フレ! 岡山」プロジェクト。
テイクアウト販売や、ツアー参加などを実施することで、飲食業界を応援するとともに、『石山公園』を中心とした地域の活性化を担うことを大きな目的とした取組みだ。
発起人は、岡山神社の宮司である久山信太郎さん(写真右)と、不動産会社を営む打谷直樹さん(左)の2名。
彼らは「後楽園~京橋にかけての旭川沿いエリアの価値を高める」という目標を掲げ、2019年にまちづくり会社『カタマラン株式会社』を立ち上げ。公共空間である公園、道路、河川の活用、空き家のリノベーションなどを民間主導で積極的に進めるなど、精力的な活動を行ってきた。
コロナ禍での新たなる取組み
今回のコロナ禍においては、自粛の影響を受けている飲食店の声を聞いて即座に行動。
奉還町の『ラウンジ・カド』による弁当やドリンク、デザートと、『吉備土手下麦酒』の地ビールなどを販売する「ビールスタンド」を展開するプランを立案。『石山公園』から一番近く、公園の入り口にある絶好のロケーションの物件を借り受け、地域と店舗の協力のもと、3週間の実験を実施した。
思うような告知もできず、外出自粛のなかの試みで、普段より人通りの少ない中での実験ではあったものの、それでも各お店のファンや、近くの住民、周辺で働く人たちがスタンドを訪れ、お店とお客の双方から好評だったという。
スタンドでテイクアウトして公園のベンチで食べる人の姿を目の当たりにした2人は、新たなる展開についてさらなる構想を練り、その実現へと着手をすることになった。
今回、新たに取り組むプロジェクトは以下の通り。
岡山の日常にはいつも公園を 石山公園PUBLICカウンタープロジェクト
岡山市の観光名所『岡山後楽園』や『岡山城』を臨む『石山公園』の入り口に、公園活用の拠点となる「PUBLICカウンター」を設置。
公園、広場、河川敷、歩道といった多くの人々が楽しむことができるパブリックな空間に、人々をつなぐ役割を担うパブリックなカウンターを設けることで、飲食店を応援しながら、岡山をもっと多くの人に楽しんでもらう。
「PUBLICカウンター」は、テイクアウトしたサンドやワインを楽しめるショップとしてだけではなく、観光案内所としての役割も担い、カウンターで受付をして旭川のカヌーツアーに参加するなど、豊かな自然と日常を体感できる空間創造拠点を目指していく。
クラウドファンディングを開始
これらの実現を目指して、今回クラウドファンディングの取組みを開始。現在、多数のプランを用意して目標金額150万円の達成を目標に掲げている。
集まった支援金は、公園入り口にある建物1階の物件を改装する費用に充てられる予定だ。
詳しくはプロジェクトページで確認しよう。
今回取組んでいるクラウドファンディングの詳細はこちら。
※目標金額を達成した場合のみ、実行者は集まった支援金を受け取ることができるAll-or-Nothing方式。支援募集は2020年7月31日(金)23:00まで
まずは上記にアクセスを。
さまざまなプランが用意されているので、興味を持ったら、応援、協力、支援を!
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