【事業内容】
合成樹脂繊維の関連製品や、産業機械の製造・販売。
シート加工の可能性を広げる笠岡新工場をオープン。
災害時に被災者を風雨から守ったブルーシート。日本一のブルーシート製造量を誇る『萩原工業』は、素材のフラットヤーンから最終加工まで一貫生産できる国内有数の会社だ。事業の主体である合成樹脂部門ではシート、ネット、土のう袋などのプラスチック製品を作っている。また、建築土木や防災用など、あらゆる用途や品質の要求に応じた製品を生産できるのも大きな強みだ。エンジニアリング部門では、産業機械の製造・販売も行っている。8月には、合成樹脂部門の生産体制をさらに強化するため、笠岡工場を本稼働する。使用済みブルーシートを再生する水平リサイクルのスキームも確立しつつある同社。新工場ではシート加工の能力を高め、5m幅の印刷機を導入した印刷事業も広げていく。
若手のアイデアを生かし、新たな価値をカタチに。
笠岡工場には明るい社員食堂があり、楽しそうに談笑する社員の姿が印象的だ。そんな同社が長年続けている取り組みが「改善提案制度」。「改善しよう!」「変えよう!」と気づいた人が提案し、よいと思った人が自発的なプロジェクトで実行する。改善件数は3千件を超え、優秀な改善には賞金も贈られるそうだ。平均勤続年数が17年と長く、離職率が低いのもこうしたやりがいある職場環境が理由だと同社は分析している。常識にとらわれず、新たな価値を創造できる人が育つ企業、それが『萩原工業』だ。
Information
萩原工業株式会社
- 住所
- 倉敷市水島中通1-4 map
- 電話番号
- 086-440-0860
- 公式HP
- https://www.hagihara.co.jp/