【事業内容】
各種ダンボール、パッキングケースの企画・開発・製造・販売

「チームに貢献できるように、新しいことにも挑戦しています。」

商品・製品の流通に欠かせない梱包資材のダンボール。その素材を用いた製品の開発から製造、販売まで自社一貫体制で顧客のニーズに応える『大善』では、岡山県内を中心に兵庫・広島・鳥取エリアにも製品を提供。また、自社開発の「エコボード」の生産工場を新たに立ち上げるなど、事業を順調に拡大している。この先もダンボール業界のリーディングカンパニーとして、環境問題と向き合い、時代に合った製品を生み出し続けていく。

ここで働く入社５年目の金島さんは、製造部製造３課に所属。同じチームの４人で連携し、ひとつの製品を作り上げている。サブリーダーを務める金島さんは、印刷用の版を取り付けた機械にダンボールシートを供給する作業を担当。その際、安全第一を意識し、クレームにつながるような貼り合わせの不良や印刷ずれがないかを厳しくチェックしながら作業を進めていく。「入社後、半年ほどは先輩について作業を教えてもらいました。上司も先輩方も優しく丁寧に教えてくださるのがありがたかったですね。希望すれば年齢に関係なく新しいことにチャレンジさせてもらえるので、担当業務以外の作業を覚えたり、リーダー不在の際は代理を引き受けたりと、チームに貢献できるようにがんばっています」。

プライベートでは、昨秋第一子が誕生したことから、「産後パパ育休」を３週間取得。「子どもをお風呂に入れたり、栄養バランスを考えて食事を作ったりと、妻と協力して育児と家事に取り組んでいます。社長から出産のお祝い金をいただいたときには、社員を大切に思う気持ちが伝わってきてうれしかったです」と、父としての優しい表情を浮かべる金島さん。職場には子育て中の社員も多く、仕事との両立がしやすい環境なのだとか。同社では製造現場を中心に多能工化を推し進めており、ひとりの社員が複数の業務を行えるスキルを身につけることで、お互いにフォローし合える体制を整えている。仕事も家庭も大切にしながら活躍できるのも、同社の魅力のひとつだ。　最後に入社の決め手をたずねると、「ものづくりに関わりたい」という思いに加え、会社見学の際に「社員の方たちが温かく迎えてくれた」ことに惹かれたからだという。そして、「実際に使われている自社製品を目にするたびに役立っていることを実感します。これからは、何を聞かれても答えられる、機械のトラブルにもしっかりと対処できる、そんな頼りになる存在になりたいです」と、将来の目標について話してくれた。

金島さんが思う会社の3つの魅力

金島さん
子どもの頃からものづくりが好きで、工業高校を卒業後、自動車用部品を製造する会社に就職。結婚を機に岡山市へ移り住み、同社へ転職。第1子誕生の際は育休を取得。育児や家事を分担し、奥さんをサポートしている。

Pickup! NEWS

本社敷地内に鉄筋コンクリートの新工場を整備し、新たな生産設備を導入する同社。木製パレットやプラスチック製パレットの代わりとして広く利用される、環境に配慮した自社製品「エコボードパレット」の生産性の向上を図る。今年8月から操業予定。