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独断の3選!

《オリジナリティあふれる、まぜそば》具材と麺、タレの旨みが絡み合う! 人気店&新店の「まぜそば」3選。【PR】

大盛りアニキ&バリカタ姐さんの岡山ラーメンエクスプローラーズ

  • 情報掲載日:2021.11.04
  • ※最新の情報とは異なる場合があります。ご了承ください。

「岡山ラーメン★エクスプローラーズ」が大復活。

ラーメンが大好きな大盛りアニキとバリカタ姐さんがコンビを結成。毎月気になるテーマを掲げ、無理やり独断で3選します! そして再び岡山のラーメン界に参戦!←ダジャレ

アニキがチョイスし、姐さんがお店に突撃取材! 選びますとも、行きますとも、聴きますとも!

店主やスタッフが普段は話さないようなことをインタビューで引き出して、岡山のラーメンのさらなる魅力に迫ります!

《連載第25回》今回のテーマは「オリジナリティあふれる、まぜそば」

こんにちは。大盛アニキです。ラーメンがおいしい季節になってきましたね(年中言うてますが)。

さて今回のテーマは「まぜそば」です。

「まぜそば」とは、いわゆる「汁なし麺」のうちのひとつで、いろんな種類があるのですが。はじめて食べたのはいつのことだったでしょうね。

ワタクシが最初の1杯を食べた折には、バラエティ豊かなトッピングなども相まって、かなり驚いたものです。

以来、今ではすっかりハマってしまっています。なので「まぜそば」オーダー率はかなり高いんですよ。

という強烈かつ熱烈な偏愛もあってか、「『まぜそば』もラーメンのバリエーションのひとつ!」と信じて疑わないのですが。

ラーメンが食べたいときと、「まぜそば」が食べたいときの気分って微妙に違うんですよね。違いませんか?

「まぜそば」は、がっつきたいときに食べたいというか。そもそも、「二郎系」のお店のなかで、二番手的なメニューとして目にすることも多かったじゃないですか? そのイメージが強いのかな。

どちらかというとジャンクな味わい(褒め言葉です)で、ハラペコキッズたちの飽くなき欲求と空腹を満たしてきたメニューという印象なんです。

もちろん、その味わいたるやあーた。男子心をくすぐりまくりの「ウマさ」なわけですよ!←「おいしさ」ではなく、「ウマさ」ね!

月日も経って、新たなまぜそばのバリエも登場しはじめました。そのあたりの「進化」や「変化」も気にしながら読んでいただけるとうれしいですね。

今回は数ある中からあえて、「まぜそば」をメニュー名として採用しているお店&メニューをチョイスしてみました。

お店ごとに個性があって非常に興味深いですよ。

それでは姐さん、しっかり混ぜ混ぜしてきてね。きっと「まぜそば」は、女子心もくすぐりますよ。

今回もいってらっしゃい!

はーい! 現場のバリカタ姐さんです。

そうそう! タレをたっぷりの具材と麺に絡ませて味わう、あの凝縮した「ウマさ」。なんだかクセになる味わいですよね。あの「混ぜる」という行為もウマさにおいては重要。どこまで混ぜるかで、自分なりの食べ頃を図っている感じ、ありませんか?

最近は様々なラーメン店で「まぜそば」のメニューを見かけますが、味や素材のアプローチも実に多彩で自由度も高め。ラーメン同様、いや、それ以上に作り手のセンスが滲み出るジャンルなのかもしれません。

今回ご紹介する3軒も、個性豊かな「まぜそば」が出そろいました。さらに、「旨いまぜそばを出す店のラーメンはどうなのよ?」ってことで、今回は特別にお店の定番ラーメンも紹介しちゃいますよ。それでは、しっかり混ぜ混ぜしてきます!

麺屋ブーブーモンスター

岡山駅前のカジュアルライクな人気店。一日のシメに元気がもらえる一杯を。

まずご紹介するのは、JR岡山駅前にある『麺屋ブーブーモンスター』。場所は『岡山髙島屋』の北隣。飲食店がしのぎを削る繁華街であり、そして岡山駅近のラーメン激戦区でもあるこのエリアで11年を迎える人気店です。

外観は赤白のツートンカラーでカジュアルな雰囲気。入口はガラス張りになっているので、店内の様子がよく分かりますね。

仕事帰りや電車やバスの待ち時間に、サクッとラーメンで腹ごしらえしたい! そんな時にぴったりの好立地。

呑みのシメにラーメンを食べたいという方は多いと思いますが、がっつりいきたいストロングスタイルの方はぜひこちらも食べてほしい。

そう、こちらのいち押しといえば濃厚なタレが特徴の「まぜそば」! 腹ペコの体と疲れた心をフル充電させてくれる、パワーチャージの一杯がここにあるんです。

バリカタ姐さんも久しぶりに訪れましたが、メニューに負けないパワフルな声に迎えられました。

「いらっしゃい!」

元気な声の主は、店長・あつむサン。20代の若さながら、こちらのお店を基本ひとりで切り盛りされているそうです。

「イケメンの店長だったよ、と書いといてくださいね~!」

自らハードル上げましたね~(笑)。でも異論なし。ちゃんと書かせていただきました!

こちらは倉敷にあるラーメン店『食楽(くら)』の姉妹店とのことですが、ジャンルや味は大きく異なるのだとか。夜営業のラーメン店ということで、サイドメニューのおつまみもそろっていましたよ。

「キムチは無料でサービスしています。まぜそばやラーメンのアレンジにピッタリなので、ぜひ好きな分だけトッピングしてくださいね」。

常にニコニコ笑顔のあつむ店長、目の前に「ドン!」とキムチの大ボトルを置いてくれました。

モチモチ太麺に具沢山のトッピング。濃厚なスープの旨みが炸裂!

『ブーブーモンスター』は、太麺にピリ辛の濃厚タレ、チャーシューなどの具材が乗った『まぜそば』を提供。スタンダードな一杯にさまざまなトッピングを加えて、味変していくのがツウな食べ方です。

こちらが「まぜそば」890円。丼の中央にたっぷり盛られたモヤシを筆頭に、チャーシュー、生玉子、メンマ、ネギ、刻みノリ、天かす、そして味の決め手となる魚粉など、盛りだくさんの具材が食欲をそそりますね。

「丼の中がしっかり混ざってから食べるのが一番美味しいと思いますよ。魚粉とタレ、生卵が絡んだ状態がベストです」。

太麺をすすると、ミックスされた素材の旨みが口いっぱいに広がります。タレは豚骨ベースで、魚粉を具材として混ぜることでしっかりと風味を利かせています。濃厚ですがしつこさはなく、辛みがよいアクセントに。

「以前は、定番の『まぜそば』が人気NO.1という感じでしたが、ここ最近は豚骨醤油ラーメンの『ぶたそば』840円を注文する方が増えているんですよ」。

「とにかく美味いんで、食べてみてください!」

至ってシンプルな豚骨醤油ラーメンですが、麺、スープともにバランス良好。背脂のコクも効いていて、シメの一杯に欲しくなるまろやかな味付けに仕上がっています。ラーメンメニューは「肉ぶたそば」980円もありますよ。

トッピングはメンマ、煮卵、ネギ、モヤシが各100円。さらにニンニク、背脂増量、ラー油、マヨネーズは無料。無料のトッピングだけでも、かなりアレンジが楽しめますね! キムチ&マヨネーズをたっぷり加えても美味しいです。

唐辛子を多めに入れた辛旨な「辛そば」860円もハマりそう!

スタンダードなメニューにトッピングで味変を楽しめるのが魅力。期間限定のメニューもどんどん登場するとのことで、今後も期待大です!

あさりと煮干し

ラーメンストリートに新風を吹き込む! 名店の味を継ぐ、魚介系の新店が登場。

こちらは2021年6月にオープンした『あさりと煮干し』。場所は『イオンモール岡山』から南に歩いて5分ほど、「柳町一丁目交差点」からすぐの通り沿いにあります。そう、ラーメン好きの間ではおなじみの「通称・ラーメンストリート」ですね。

ラーメン激戦区に突如登場したニューフェイス、しかもどんなラーメンなのか想像がつきやすい店名とあって、なかなか興味をそそられるお店です。

早速お店を訪ねて、店長の神田さんにお話を伺いました。

店内に入ると、若いスタッフさんが笑顔で出迎えてくれました。

以前は洋服のリフォームをするお店だった建物をリフォームし、カウンターがメインのシンプルで明るい空間に一新。スタッフみなさんの接客も親切で、新店ならではのフレッシュな雰囲気が心地よいです。

お店を始めるにあたって、「あさりラーメンを作りたかった」と話す神田店長。しかし、思いのほか味を決めるのに難航し、試行錯誤の末に『あさりまぜそば』が先に完成したのだとか。貝だしの中でもあさりの風味がベースの麺はちょっと珍しいかもしれませんね。となると、煮干しラーメンはその後にできたのですか?

「いえ、以前もこのエリアでラーメン店をやっていまして、その時に煮干しラーメンを出していたんです」。

なんと! このエリアで人気を博していた『和久井』の店長さんだったのですね。

惜しまれつつも閉店しましたが、あの白いスープの煮干し醤油ラーメンを復活させたお店だったとは。これはうれしいニュースです。

まろやかな旨味の「あさりまぜそば」と、淡口醤油の煮干しラーメン。

「年齢と共にどんどん好みが変わってきまして、今は『優しいラーメン』がテーマ。『和久井』の時と比べて、さらにあっさりとした美味しさに進化しています」(神田店長)。

優しいラーメンとは一体? それはまぜそばにおいても同じなのでしょうか?まずは、お目当ての「あさりまぜそば」780円をいただきます。

具材はメンマやフライドオニオン、ノリ、生卵に白ネギ。程よく味がしみ込んだチャーシューは、薄切りと細切れの2種類が入っています。

白ネギを多めにしてシャキッと感を出し、混ぜた後もネギのピリッとした風味が残るようにしています。細やかな仕立てですね!

具材が敷き詰められた丼の底には、全粒粉の麺とあさりペーストのタレがスタンバイ中。底の方から「よいしょ」とはしで混ぜながらいただくと、閉じ込められた貝だしの旨みが一気にスパーク!

あさりペーストにはしじみや牡蠣の風味を重ね、より深い旨みを出しているそうです。

タレのよく絡む、生パスタのような食べ応えの太麺もおいしいですね。最後まで食べやすい濃さに計算し尽くされた一品! 残ったスープにご飯を絡めて食べる「追い飯付き」800円もありましたよ。

「あさりラーメン」も気になりますが、今回は定番の「煮干しラーメン」760円をチョイス。白く澄んだ淡麗系スープですが、ひと口すすると豊かな旨みがジュワッと広がりました。

スープのベースは鶏ガラと、出汁屋さんから仕入れる秋獲れの煮干し。そこに甘みのある淡口醤油と岩塩を合わせています。

ほのかに伝わる醤油と塩、具材の風味を追いかけながら、最後の一滴まで飲み干せる上品で優しさあふれるスープです。

「『和久井』を閉めた後も、趣味の食べ歩きを続けるうちに『やっぱりラーメン屋がやりたい』と痛感しまして。味や素材はもちろん、仕込み作業も『体に優しい』のがテーマ。これからも無理せず、お客様に喜ばれるラーメンを作り続けていきたいです」。

あさり&煮干しのW麺が新風を巻き起こす? 魚介系の絶品ラーメン、お試しあれ!

めんどころ 誠悠堂

表町商店街の新店。ゆったり過ごせる店内で、型にはまらない絶品麺を堪能。

「表町商店街にラーメン店ができてる!」とファンの間で話題となっていたのがこちら。2021年5月にオープンしたラーメン店、『めんどころ 誠悠堂』です。

白い暖簾が目印の外観。なにやらオシャレな雰囲気が漂いますね!

『誠悠堂』の店主を務める村井さんは、元『とりそば太田』の店長というキャリアを持つ方。独立し、『天満屋岡山店』からほど近い一角に自分のお店を立ち上げました。

「コロナ禍での独立でしたが、苦しい時期からのスタートは今後の糧になるはず。オープンにあたっては、商店街や業者さんなどたくさんの方が協力してくださいました。こんな時期だからこそ、人の温かさが身に染みましたね」(村井さん)。

店内はゆったりとしたレイアウトで、席と席の間もしっかり空けられています。お店の内装はカフェのようにオシャレ! 一見ラーメン屋らしからぬ(?)雰囲気がありますね。

「商店街を訪れる幅広い世代の方に、ゆったりと食事を楽しんでもらいたいと思いまして。当店は女性客や若いお客さんが多いので、ジャンルにとらわれないモダンで落ち着いた雰囲気のお店にしました」。

『誠悠堂』の店名は、村井さんの名前から「誠」、弟さんの名前から「悠」を取って付けたのだとか。「悠」には「悠々と」という意味も含んでいるそうで、屋号にお店のスタイルを反映しているそうです。

「今まで培ったラーメン作りの経験を生かしつつ、新しいメニューにも挑戦しています」。

野菜たっぷり&全粒粉麺の「塩まぜそば」。ヘルシーなのに深い味わいが魅力!

『誠悠堂』のラーメン&まぜそばは、しょうゆと塩の2種類の味がベースになっています。

「どちらも当店の大定番。太谷選手と同じく二刀流ってことで、好みで選んでいただければ」(村井さん)。

まぜそばも2種類の味から選べるんですね! ちょっと珍しい「まぜそば(塩)」950円を注文してみました。

これまたオリジナリティあふれる具材のラインナップ!

麺の上には水菜、レタス、半熟卵、刻みノリ、ネギと、鶏&豚の2種類のチャーシューが盛りつけられています。さっぱりとしたレアチャーシューも相まって、まるでサラダのようなヘルシー系のトッピングです。

麺は、全粒粉の中細麺を使用。「太麺」との組み合わせるのが定番的な「まぜそば」のイメージですが、これまた新しいセレクトですね!

「全粒粉の麺ですが、あくまでも栄養面を考えたセレクトなんです。なので、味は小麦オンリーの麺に少しでも近づくよう特注しちゃいました」。

塩ダレと絡む麺は、ひと口目から驚きの美味しさ。塩味の奥に酸味、甘みが複雑に絡み合っていて、これ何が入っているの?という滋味深さ。油のコクもあってはしが進みます。

具材は好みで混ぜながら、ラー油も足しつつ味の変化を楽しめました。

ラーメンはしょうゆをチョイス。こちらの「醤油そば」800円は、水菜、薄切りチャーシュー、ネギ、メンマがトッピングされ、甘味のあるまろやかな醤油スープとなじみます。

こってり感をおさえ、鶏ダシの丹精な旨みを感じられる一杯です。

「栄養バランスやカロリーを意識しながら、まぜそば&ラーメンとしての深い味わいは大事にしています。固定概念にとらわれないのも『誠悠堂』のテーマです」

軽やかながら、滋味深い味わいに大満足~!

意外性があるのに、毎日食べられるあっさりした味わいがお見事です。女性客の割合が多いというのも頷けますが、老若男女問わず、ラーメンファンにもぜひ訪れてほしいお店です。

まとめ

いかがでしたか? 今回は贅沢にまぜそばとラーメンの2品ずつ紹介いたしました。まぜそばについては具材・麺・タレのどれもが違うアプローチで、かなりバラエティに富んだラインナップでしたね。

今後も意外な組み合わせの一杯が登場しそうなまぜそば、今注目の麺ジャンルです。

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