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独断の3選!

《岡山駅西口(運動公園口)エリアのラーメン店》岡山ラーメンの聖地で勝負をかける! 三者三様のおいしさに大満足。

大盛りアニキ&バリカタ姐さんの岡山ラーメンエクスプローラーズ

  • 情報掲載日:2021.04.08
  • ※最新の情報とは異なる場合があります。ご了承ください。

「岡山ラーメン★エクスプローラーズ」が大復活。

ラーメンが大好きな大盛りアニキとバリカタ姐さんがコンビを結成。毎月気になるテーマを掲げ、無理やり独断で3選します! そして再び岡山のラーメン界に参戦!←ダジャレ

アニキがチョイスし、姐さんがお店に突撃取材! 選びますとも、行きますとも、聴きますとも!

店主やスタッフが普段は話さないようなことをインタビューで引き出して、岡山のラーメンのさらなる魅力に迫ります!

《連載第18回》今回のテーマは「岡山駅西口(運動公園口)エリアのラーメン店」

うららかな日差しの中、今日も明日もラーメンですか? 大盛アニキも週末にはラーメン行脚の日々を送っています。

さて今回は、エリア紹介の回。「岡山駅西口エリア」をご紹介します。今は正式には「運動公園口」って言うんですね。ラーメンファン的にはピンと来ないので、あえての「西口エリア」メインの表記で。

ワタクシがはじめて「西口」に降り立ったのは、小学生の高学年の時だったでしょうか?

岡山の玄関口ともいえる「東口(現在は『後楽園口』)」とは雰囲気がまるで違っていて、なんとなくディープな雰囲気がぷんぷんと漂っており、無暗にワクワクしたものです。当時は「BE-BOP」ブームで、ご多分に漏れず中学時代には学生服のお店にも通いました。なぜか、この辺りには異様に学生服店が多かったんですよ。

高校時代は、岡山駅で乗り換えて電車で数駅の場所にある学校に通っていました。帰りは電車じゃなくて歩きで駅に戻ることの方が好きで、奉還町周辺の飲食店には大変お世話になりました。岡山駅西口も一代前の駅舎(?)で、出口を出て左手にはパン屋さんがあったり。右手に進むと「桃太郎のカラクリ時計」なんかがありましたね。

周辺には、大盛り自慢のお店も多数ありましたが、ワタクシ的にはやっぱりラーメンだったんですよね。

西口を含めて駅の周辺は、岡山における戦後のラーメンを語るうえでも最重要地域と言っても過言ではないはずです。老舗も多数存在しました。岡山ラーメン史を語るうえでは絶対に外せないことでしょう。

今なお残る「岡山のラーメンの源流」的なお店2軒は相変わらず向かい合っていて。初めて訪問した時から変わらず、「龍・虎」のような存在感を放ちつづけています。そういえば西大寺のアノ名店も、元々はこの並びにあったとか。今もこの地で人気の1軒は、以前「カツラーメン」の回で紹介済なので、今回は別のお店を選んでみました。

学生時代の「ヤング大盛アニキ」が現在のこのエリアを見たら、その変貌ぶりに驚くことでしょう。絶え間なく進化し、変化をしている。そんな魅力あふれる地域だと思います。そんな場所のラーメンなんだから、ウマいに決まってるし。

それでは姐さん、行ってらっしゃい!

どうも! 現場のバリカタ姐さんです。

大盛りアニキの言葉通り、岡山駅西口エリアは戦後のラーメン文化を語る上で外せないスポットですよね。

今回は、元祖岡山ラーメンと呼ばれる奉還町の2大巨頭、そのうちのひとつを表敬訪問します。さらに、じわじわと人気を高めている話題の2軒もご紹介。

三者三様の味で勝負し、岡山駅西口のラーメン文化を盛り上げる3軒、早速行ってきます!

中華そば 冨士屋

岡山ラーメンの原点回帰。「変わらない」ための進化を続ける老舗店。

奉還町商店街の外れにある『中華そば 冨士屋』。1950年(昭和25年)に創業の長い歴史を持ち、戦後に始まった岡山ラーメン文化の原点といわれる中華そば店です。

あっさりとした王道の豚骨しょうゆラーメンの味は、「元祖岡山ラーメン」的な存在として地元民にこよなく愛されてきました。

店頭とロゴ、看板は7年ほど前にリニューアル。2018年にはJR岡山駅東口(後楽園口)に2号店となる『中華そば冨士屋 グランヴィア店』をオープンしました。今だに変わらぬ人気を誇り、3世代のお客さんを魅了しています。

お話を伺ったのは三代目店主の末本さん。25歳の時に『冨士屋』に入り、先代からの味を受け継いでいます。

よく「昔ながらの味」といいますが、『冨士屋』の味を守っていく上で大切にしていることはありますか?

「目指す先は、『冨士屋』ブランドとしてずっとおいしい店であり続けること。そのためにも基本のスタイルはブラさずに、試行錯誤をしながら味の改良を重ねています」

「時代とともに食文化やお客さんの味覚は変わりますし、作り手によってラーメンの味もおのずと変化するのが当たり前だと思います。老舗の味と思いを大切に守り、変わらないために進化させる、という難しさがありますね」

お客さんに喜ばれる、強いお店づくりをモットーとしている末本さん。お店の伝統と「変わらぬおいしさ」の裏側には、作り手のたゆまぬ努力があるんですね!

目指すは岡山ケンミン食! 絶大な人気を集める老舗の豚骨しょうゆ。

いつもは「中華そば」730円を頼むバリカタ姐さんですが、今回は贅沢に「チャーシュー麺」880円を注文しました。

豚骨を10時間以上煮込んで作られるスープは、ダシの取り方にひと手間をかけて濃厚な旨みとコクを抽出。特製しょうゆの深味を引き立たせながらも、あっさり優しい味わいに仕上げています。

たっぷり注がれたスープに浮かぶのは、ネギ、シナチク、程よい大きさにカットされたチャーシュー、そしてのど越しの良い中細麺。見た目もシンプル、まさに岡山ラーメンの原点回帰ともいえる王道の一杯です。ほっと心に染みるおいしさ!

ラーメンファンにはすっかりおなじみであろう『冨士屋』のラーメンですが、実は岡山市内のスーパーを中心に袋入り生麺を販売しているのです。ご存じでしたか?

店舗で買える持ち帰り用とは別に、ここ数年は流通販売にも力を入れているそう。お店に足を運べなくても、自宅で『富士屋』の味が楽しめるなんてうれしいですよね。

「幅広いお客さんに『冨士屋』の味を提供したいと考えています。2号店をオープンしたのも、岡山を代表する存在でありたいから」

「某TV番組の『ケンミン食』のように、岡山県民グルメの代表格になりたいです。今後もおいしいラーメンを追求していきます」と笑顔で語ってくれた末本さん。創業70余年の老舗店は、まだまだ進化を続けています。

らーめん はなふさ

「魚貝鶏醤油」&「豚骨醤油」、2つの極旨ラーメンを楽しめる!

『岡山国際交流センター』から南側の路地を入ってすぐ、マンションの1階にある『らーめん はなふさ』。こちらは岡山市北区昭和町にあったラーメン店『豚平』のオーナーが2017年に移転リニューアルしたお店です。

2019年からは新たな味のスープを増やして2大メニューとして提供し、どちらの評判も上々だとか。新旧のファンから支持され、着実にリピーターを増やしているそうですよ。

大きなカウンターを据えた、明るく清潔感あふれる店内。近くには大学や専門学校が点在しているため、学生のお客さんも多く訪れるそうです。駅近の便利な立地ながら、1本路地に入っているので落ち着いた雰囲気です。

「西口エリアは客層が幅広いですね。当初は豚骨スープのみでしたが、お客さんが好みに合わせて選べるようにあっさり系の魚貝鶏スープを増やしました」

そう話すのは店長の堀淵さん。今回は、お店の看板として定着した「魚貝鶏醤油らーめん」をいただきました!

魚貝鶏の複雑な旨みを軽やかに仕上げた一杯。お得なサイドメニューも大満足!

こちらは「魚貝鶏醤油らーめん 上」800円。基本の「魚貝鶏醤油らーめん(750円)」に玉子と海苔、ねぎのトッピングを加えた豪華版です。

澄んだ黄金色のスープをすすると、カツオや貝類の魚貝ダシと鶏ダシ、しょうゆの多層的な旨みが伝わります。

風味とコクはしっかりあるのに、油やしょうゆの重さは程よい加減に抑えられ、最後まであっさりと飲み干せるように味のバランスが調えられています。

「麺はスープに合う平打ち麺を使い、チャーシューはホロッと崩れるように柔らかく煮込んでタレの風味を閉じ込めました。魚貝鶏と豚骨でチャーシューの作り方を変えているので、両方を楽しんでいただきたいですね」

こちらは「鶏の唐揚げセット」300円。鶏の唐揚げ3個と小ライスを好みのラーメンにプラスできる人気のセットで、おかずとご飯をちょい足ししたい時にぴったりです。

思わず頼みたくなる、ツボを押さえたサイドメニューにも注目です。

「お昼は『選べるランチセット』+100円がおすすめ。小ライス&小キムチ、海苔2枚&小メンマといった具合に、2品のワンコインセットを4パターンから選べます」

バリカタ姐さんが気になるのは、夜のシメに最適な「ほろ酔いセット」700円。お酒1杯(チューハイorハイボール)と好みの単品おかずを選んで組合せられるお得さがポイントです。

週に何度通っても飽きないおいしさと、リピートしやすいお得なセットメニューを強みに人気を広げている『はなふさ』。西口エリアグルメの定番となってほしいお店です。

らあめん鬼ぼし

鬼のこだわりで濃厚な煮干しスープを追求。「朝ラー」もできる新感覚の一杯。

魚介系ラーメンのジャンルとして人気を博している煮干しラーメン。その中でも、煮干しをたっぷり使って透明度ゼロの濃度スープに仕上げたものは「セメント系」と呼ばれ、関東を中心に一躍ブームとなりました。

岡山ではまだ数少ないセメント系ラーメンですが、先駆店としてオープン直後から一気にファンを拡大しているお店があります。それがこちらの『らあめん鬼ぼし』。

場所はJR岡山駅から西口筋沿いを北に上がり、奉還町商店街をちょっと超えた『オルガビル』の手前にあります。赤いテントが目印の、こぢんまりとした店構えのお店です。

この『鬼ぼし』を2020年に立ち上げた小野店長は、某人気ラーメン店で腕を振るっていた実力派。独立するにあたって新しい味で勝負したいと考え、濃厚煮干しラーメンにたどり着きました。

煮干しをメインで扱っているラーメン店は岡山にも結構ありますが、煮干しをあまり濁らさず、淡麗なスープに仕上げたラーメンが主流ですね。

「せっかくなら岡山にまだ無いものを作りたかったんです。当店で提供しているのは、煮干しの旨みを凝縮させた濃度の高いスープ。関東エリアのお店を研究した上で、食べやすいようにマイルドな味に仕上げています」

開店当初からラーメンファンの話題を集め、朝営業に切り替えてからはさらに人気が上昇。通勤・通学前に朝ラーメンを楽しむお客さんが増え、日によっては昼より朝のほうが賑わうこともあるそうですよ。岡山駅近くの「朝ラー」スポットとして、ぜひ押さえておきたいですね。

見た目は強烈、食べるとまろやかな旨味にハマる! 「煮干し酢」の味変もおすすめ。

バリカタ姐さんも初体験のセメント系。まずは定番の「鬼ぼしらあめん(780円)」から攻めてみることにしました。

セメント色のスープは見た目からしてインパクト抜群ですが、食べてみると意外にもマイルド。強い煮干しの風味と鶏ガラ白湯がまろやかに調和しています。煮干し特有の深い旨みがクセになる一杯!

「ゆっくり煮込んで粉砕した大量の煮干しを、鶏ダシスープと合わせて作ります。エグミを出さないためには火加減が重要ですね」

スープの旨みをグングン吸い上げる低加水麺、シャキシャキした歯ごたえを楽しめるタマネギ、そしてレア&炙りの2種類のチャーシュー。どれもが生かされている新感覚のおいしさです。

スープが3分の1になったところで、テーブルに置かれた「煮干し酢」を一滴。パンチの効いた煮干しスープがさっぱりと味変され、ちょっとニヤけてしまうほどのおいしさへと生まれ変わります。

絶品スープを2段階で楽しめる名脇役の調味料。最後のひと口にたどり着く前に、ぜひ試してみてほしい!

こちらは煮干しスープで炊いた炊き込みご飯に、生玉子と具材を乗せたミニ丼「クソ旨TGK」220円。

ラーメンを頼むと注文できる隠れ人気メニューで、限定販売で好評だったことから定番入りを果たしたそう。煮干しダシの風味もさることながら、この安さとボリューム感、サービス精神たっぷりのメニューですね。

より濃厚さを極めた「鬼ぼし 極」や、みそとのマリアージュが楽しめる「みそにぼしらあめん」、まさかの二郎系インスパイア「鬼郎らあめん」など、メニューのバリエーションも豊富です。

「煮干しの扱い方も徐々に分かってきて、オープン当初よりも味がよい方向に変化していると感じます。まだまだ煮干しのアプローチは尽きないので、今後もお店ならではの味を追求をしていきたいですね」

西口で新風をふかせている『鬼ぼし』、ハマること間違いなし!? のおいしさです!

まとめ

いかがでしたか? いまだに成長を続ける老舗店から新しい味を追求する新店まで、進化の感じられる岡山駅西口エリア。岡山ラーメン文化発祥の地を元気に盛り上げるお店、今後もますます注目を集めそうです。

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