倉敷市粒江の田園風景に佇む日本料理店。料理長・糸川さんは、この道50年。東京や兵庫での修業を経て『倉敷シーサイドホテル』で総料理長を務めた経歴を持つ。食材は、下津井の漁師から直接仕入れる天然の魚や、地元産の旬野菜を使用。「食材の持ち味を生かし切り、日常で味わえないような、特別なおもてなしを心がけています」。特に女性客に人気が高いのが、華やかな小鉢10品からなるランチ「いろどり膳」2500円。時季によって内容は変わり、例えば「白和え」にクリームチーズ、「鰆西京焼き」に味噌に甘酒や酒粕を加えるなど、ひと手間かけた味わいが楽しみ。窯元に特注した有田焼の器も上品だ。店内にはひとりでも訪れやすいカウンター席や、中庭が見える個室もあり、祝い事などさまざまなシーンで利用できる。2日前までに予約を。

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