2022年3月にオープン1周年を迎えるこちら。早くも、年齢、性別問わず幅広い層の常連客がついており、昼時にもなれば多くの客で賑わっている。訪れる人たちの目当ては、ひと口食べればどこか懐かしい味わいに思わずほおが緩んでしまう、オーソドックスな「中華そば」だ。店主の熊谷和明さんが、試行錯誤を重ねて完成させた自慢のスープは、濃厚な旨みと深いコクが持ち味。岡山市にある『佐々木製麺所』へ開発を依頼したという特注のストレート麺とよく絡み、麺をすすれば香りも旨みも一緒に上がってくるよう計算されている。そのコク深さを出すためには、中華そば一杯に対して約二羽分の鶏ガラを使用するのだか。「だから、あまりもうけが出ないんですよね」と熊谷さんは笑うが、「誰しもに愛される店となれるように」という開店時に抱いた目標のため、妥協なき一杯に今日も精を出す。麺の硬さや醤油、鶏油の濃淡など希望を言えるので、何度も通って自分好みの味を見つけてほしい。お店はJR法界院駅から程近く、県道27号線沿いにある。赤い看板が目印だ。駐車場が満車の場合は、店舗裏のコインパーキングへ駐車しその旨をスタッフに伝えて。

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