どうして!? なぜこんな場所に!?
気持ちのよいロケーションやおいしいごはんを求め、わくわくする立地にあるカフェや食堂、道沿いに佇むロードサイド店などを訪れてみませんか?
迷いながら(!?)、寄り道しながら、ポツンなお店に出合ってください!
鳥取県との県境から程近く、国道53号沿いにある洋食レストラン。
「いらっしゃい」と出迎えてくれるのは、御年74歳の鈴木修司さんと、美智子さん夫妻。昭和・平成・令和と渡ってきたお二人には、エピソードがてんこ盛りでした。
▲アルバムの中には懐かしの写真がずらり。バブル時代のエピソードも満載だ! 話好きのマスターに話を伺ってみよう。おもてなし力、すごい
まず、東京で出会ったお二人が、仕事の話をきっかけに津山市へ来たのが約40年前のこと。複数の飲食店を手がけ、当時は珍しかったピザを提供し始めると、瞬く間に評判に。「男爵のピザ」という名前に耳なじみのある人もいるのではないでしょうか。
夜通しで仕込んだピザを、保冷車で中国地方の百貨店やスーパーなどにも卸すようになり、「あの頃は本当に寝る時間がなかったんよ」と笑いながら当時の話を聞かせてくれました。
そんな忙しい日々を経て、この地に店を構えたのは平成3年のこと。自らパースや設計図を作成し、重機を中古で購入して、一から店を作りあげたというから驚きしかありません。
▲「前の店の装飾も使っとるんよ」と、店内にはネオンサインやレトロな調度品が散りばめられており、時代を感じさせる雰囲気。撮影をする人も多いとか
「男はな、何でもできんとおえんのんよ」と修司さん。…イケオジすぎる。
そうして立ちあげた店もはや30年。
開店時から人気のピザや洋食メニューを求めて、地元客やドライブ客が足を運ぶ愛され店です。気さくなご夫妻に、心癒やされるひと時を満喫しました。
Information
バロンセブン男爵
- 住所
- 勝田郡奈義町関本232
- 電話番号
- 0868-36-5886
- 営業時間
- 10:00~21:00(OS20:30)
- 休み
- 不定
- 席数
- 18席
- 駐車場
- 15台
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