「景観のよいところで家具作りに取り組みたい」。100近いともいわれる溜め池のある奈義町で、家具職人の草苅元践さんが5年をかけて探し当てたのが、民家や電柱などの人工物が視界に入らぬ、この水辺の景色。作品の展示場として建てたものが7年前にカフェに転じたのは、家具目当ての遠来客に「せめてお茶でも、と思ったのがきっかけ」だとか。休日に蕎麦を食べ歩くほどの蕎麦好きで、通い詰めた有名店で手ほどきを受け、その後、独学で腕を磨いてきた。用いるのは、奈義町産の蕎麦の実。本来の風味を損なわないようていねいに石臼で挽き、湿度に細心の注意を払いつつ、那岐山の伏流水で、打つ。メニューは「そば豆腐」や「蕎麦プリン」、小鉢が付いた「十割そばセット」1240円をはじめ、地元ブランド牛を使った「熟成なぎビーフ ステーキ丼」1620円など。水と緑の風景が暑さをぬぐい、蕎麦の旨さをより深めてくれそうだ。
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Information【PR】
そばカフェ 木楽
- 住所
- 勝田郡奈義町高円1962-1 [MAP]
- 電話番号
- 0868-36-5850
- 営業時間
- 11:00~16:00(ランチは~14:00 ※蕎麦はなくなり次第終了)
- 休み
- 月・火曜(祝日の場合は営業)
- 席数
- 30席
- 駐車場
- 30台
- リンク
- https://www.facebook.com/sobacafekiraku/