あなたのお店「タウン情報おかやま」に掲載しませんか?岡山ラーメン本 あなたのお店「タウン情報おかやま」に掲載しませんか?
  1. Home
  2. グルメ
  3. 《倉敷市/BAKERY 三四郎》「ジュワパン」の名は伊達じゃない! したたる…

あのパンのとりこ

《倉敷市/BAKERY 三四郎》「ジュワパン」の名は伊達じゃない! したたるバターは背徳の味。【PR】

~指名買いしたい岡山の惚れパン~ あのパンのとりこ♥

  • 情報掲載日:2018.06.24
  • ※最新の情報とは異なる場合があります。ご了承ください。

朝ごはんに、おやつに、食事に添えて…まいにちのいろんなシーンで登場する「パン」。岡山にもたくさんのパン屋さんがあり、「この店のこのパンが好き!」という自分だけのお気に入りがある人も多いのでは? パンに恋したTJ女性スタッフが、とっておきの「惚れパン」を心ゆくまで語ります!

[ナビゲーター]しょこ
TJスタッフ暦10年目のアラサー女子。パンを買いに行くために遠征し、自分でも家で焼くほどのパン好き。朝ごはんは必ずパンと決めており、なかでも一番好きなのはベーグル! 現在、パンシェルジュの資格を取るための勉強中。子どものころの将来の夢は、パン職人の旦那さんと結婚すること。

今月のテーマ
6♥パンめ 『BAKERY 三四郎』の「ジュワパン」

前回、フランスパンにはたくさんの種類があると語りましたが、今回登場するパンはなかなか分類が難しいかも…。倉敷市安江にある『イオン倉敷』からほど近い場所に建つおうちベーカリー、『BAKERY 三四郎』さん。こぢんまりしていながらパンがいっぱい並ぶかわいいお店です。私が恋に落ちたのは、こちらの名物ともいえる「ジュワパン」160円。まさに「ここでしか食べられない」衝撃のひと品です。不思議な名前ですが、その理由は手に取って食べるときにわかっちゃいますよ~。

写真1

これが「ジュワパン」のフォルム。見た感じはキノコ型の「シャンピニオン」が変形したスリッパのような独特な形ですね。生地を丸めてから一部をぐいっと引き伸ばし、平たくしてのせることで作るこの形だからこそ、上のクラストのカリカリ感と下のクラムのふわもち感の両方が味わえるんですねぇ。ふたつのフランスパンの魅力が両方向から攻めてくるようで、欲張り派の私にはそれだけでもたまりませんが、これのすごさはここからなんですよ~!

写真2

ごらんくださいこのシズル感! このしたたり! かつてこんなバターがじゅんわりのパンがあったでしょうか(大興奮)!! 私、お正月のおモチで一番好きなのがしっかりパリッとグリルで焼いて、バターをたっぷりのせてかぶりつく食べ方なんですが、はじめて食べたときそれを思い出しました。中のクラムはもっっっちりとして、バターの濃い風味がはじけるようにそこに加わって…。恐ろしい(はず)のカロリーのことなんて気にしないで、一心不乱にぺろり! 受験勉強の夜食で深夜に食べるこってりラーメンのような背徳感がやみつきになります。毎回毎回、「このパンはどんなシチュエーションで食べたい」なんて妄想めいた語りを入れてきましたが、これはもうそんなのおかまいなし。とにかく買ったらすぐ、できるならば焼きたてをお店のオーブンの前でお行儀悪く食べたいくらいです。しいていえば、もしバターをこぼしちゃっても大丈夫な服装で、お手ふき必須でお願いします! こういう名品との衝撃の出会いがあるから、パン屋めぐりはやめられないんですよね。

写真3
写真4

全体的に、バターをはじめとした素材を惜しみなく潤沢に使っているのが特徴ですね。ちなみにバターは、高千穂バターやエスカルゴバターなどを商品ごとに合わせて使っているそうです。思わず、「この値段でいいの?!」ってびっくりするぜいたく感! ほかにも、卵とバターたっぷりの「ブリオッシュカネル」190円、「塩バターメロンパン」150円なんかも惹かれますねぇ。ところ狭しと整列したパンたちの「明太おもっちーず」170円、「少年ポテト」130円、「パリーネ」160円、「ベーコンキング」170円などネーミングの面白さにも注目してくださいね。名前を聞いただけで、どんな味なのか気になってしまいませんか? あられをまぶすアイデアや会計前にひとつずつクリームを詰めてくれる思いやりなどから、店主自身がパンを楽しんでいるのが伝わってきますよね。ぜひその目で確かめてみてください。また、私がもうひとつおすすめするのは「洋風あんぱん」160円。一見チーズブールのような見た目なのに、かじるとぎっしり粒あんのひかえめな甘さと練り込まれたバターの風味が広がり、裏切られるおどろきと楽しさがあります。

写真5

大阪や京都のパン店で約10年間修業を積んだ楫三四郎さんが実家を改装してオープン。なるほど! パン屋にしてはちょっと変わった名前ですが、店主さんの本名だったんですね。「おいしくて安くておなかいっぱいになれるものを提供したい」と話す三四郎さんは、職人がリズミカルにパンを作るさまに興味を持ち、パン職人を心ざしたそう。いつまでも少年のときの想いと好奇心を忘れないからこそ、ユニークなものを次々生み出せるんでしょうね。毎月新しい商品が生まれて入れ替わるので、それを楽しみに訪れる常連客も多いとか。笑顔が可愛らしい妻の鮎美さんがレジに立ち、ご両親も厨房でサポート。店舗の見た目以上に「おうち」な感じのアットホーム感、あったかさにほっこりしちゃいます。

Information
BAKERY 三四郎
住所
倉敷市安江195-10 [MAP]
電話番号
086-486-3246
営業時間
7:00~19:00
休み
月曜、隔週火曜
駐車場
4台

<消費税率の変更にともなう表記価格についてのご注意>

関連記事

SNS