本場北海道のイクラがたっぷり盛られたイクラ丼が味わえるカフェがあるんです。見た目も味わいも本格的! イクラ好きの私はとてもテンションが上がりました。しかし「なぜカフェでイクラ丼!?」と思う人もいるはず。それはこれから説明します。
キラキラと光るイクラがたっぷりのイクラ丼。イクラ好きにはたまらない一品です! 11~3月末くらいまでの新物が味わえる時期にしか登場しない、「名物ゆすら(いくら)丼」2829円。私はこの時期を待っていました! 北海道から朝取りの新鮮な腹子を直送してもらうそうなので、ひとつひとつの粒がぷりぷりなんです。なぜ、カフェでイクラ丼を提供しているのか店主に聞いてみると、まず店主自身がイクラ好きということ。もうひとつは店名にもなっている「ゆすらうめ」の実が、イクラの粒と似ているということからメニューに入れたと言われました。ちなみに「ゆすらうめ」とは、サクランボに似た赤い小さな実を付けるサクラ科の木のことで、カフェの中庭には木が立っているそうです。
ゆすら丼には、塩だれとだししょうゆ漬けの2種のイクラ(約200g)と、旬の魚介の刺身がいっしょに盛られています。この日は、サーモンと赤エビでした。それに、オードブル3品とサラダ(汁ものの日もあり)が付きます。ほんとボリューム満点!! ちなみにメニューには、ミニゆすら丼(1500円)もあり、こちらもミニサイズとはいえ、約75gのイクラがのり、ご飯の量はそのままなので、十分お腹いっぱいになれると思います。
もうひとつ私のおすすめなのが、「水出し珈琲」600円。常温もしくはアイスでいただく水出しコーヒーは、一滴一滴丹念に時間をかけて抽出し、コーヒー豆本来のコクや甘味、風味を引き出した一杯です。
テーブルとカウンター席がメインの店内。寒くなったら、こたつやダルマストーブも登場するので、あったかゆるゆる気分で過ごせそうです。
この時期にしか食べられない、スペシャルなイクラ丼を味わいに訪れてみませんか? 食べ終わった後は、コーヒーとともにこたつでごろごろ自分のうちのようにくつろいでみてはいかがでしょう。看板ネコちゃんものんびりお待ちしておりますよ。
住宅街の中にひっそり佇む古民家カフェでまったり過ごす。
大正9年に建てられた古民家を店主自らがリノベーション。店主・松下さん一家の住居も兼ねる店内では、「名物ゆすら丼」(期間限定)をはじめ、体にやさしい野菜を使った、「日替わり良いご縁ランチ」1150円が味わえる。そのほか、こだわりのコーヒーやウイスキーなどのアルコールも多数そろい、夜はバー使いができる。店主のコレクションでもある約600枚のレコードを自由に聴かせてもらったり、ネコと一緒にのんびりくつろいだり、ほっこり気分でおこもりできるカフェなのだ。
Information
時代カフェBARゆすらうめ
- 住所
- 岡山市北区伊福町3-13-9 [MAP]
- 電話番号
- 086-259-2255
- 営業時間
- 10:00~16:00(OS15:00)/19:00~24:00(OS23:00)
- 休み
- 月・火曜(祝日の場合は水曜)
- 席数
- 28席
- 駐車場
- 2台
- HP
- http://okayama-cafe.com/