季節が変わって暑くなってくると、なんとなく食欲が落ちてしまいがち。でも、そんなときでも「あら、いつのまにか完食しちゃったー?」と食べてしまえるのが、冷麺なのだ。東北名物の味わい、韓国の味わい、中華の味わい。スタイルは違えども、うまみが凝縮されただしやタレは、それぞれに美味。辛み、甘味、酸味を麺に絡め堪能しつつ、麺のコシも楽しみつつ。個性的な冷麺味わってみて。

盛岡冷麺　 ピリ子

コシ強し! 　岩手県盛岡名物「盛岡冷麺」専門店。

東北の名物麺、岩手県盛岡市の「盛岡冷麺」専門店。人気の秘けつは、さっぱりした味わいと、独特のコシの強い麺。小麦粉とバレイショのでんぷんを合わせた生地で、強力なコシとつるっとしたのどごしを実現。それを、すべてゆでたて打ちたての生めんで提供してくれる。辛さが選べるベーシックな「ピリ辛冷麺」800円は、11：30～15：00／17：00～21：00　※スープがなくなり次第終了。　ほか、粉チーズをかける「豆乳冷麺」800円など変わり種の冷麺も用意。麺と具材をしっかり混ぜ合わせてから食べる「ビビン麺」900円も、辛いけれども箸が止まらない。また、麺の量をアップしても価格は同じなので、お腹いっぱい食べよう。

韓国創作料理と韓流鉄板鍋の店　 韓さんの家 今店

心地よい酸味、のどごし、うまみ。リピーター続出の冷麺。

本場の味を日本人好みにアレンジした創作韓国料理が楽しめる人気店。郊外や県外からわざわざ足を運ぶリピーターも多いのだそう。「韓国冷麺」は、煮玉子やチャーシュー、キムチなどが入った、酸味のバランスが絶妙。辛さ控えめで、つるっとのどごしがよいので、食欲がない人にもおすすめ。昼はランチセットとしても注文することができ、「韓国冷麺 」950円は、チャンジャ手巻、ナムル、サラダ、韓国のり付きのセットで1058円に。麺が長いので、ハサミで麺を切りながら食べるスタイルも、ちょっと楽しい。このほか定食メニューも多彩に充実。

中国料理　 洋明

ひき肉のうまみが絡まる～。季節限定、絶品「担担冷麺」。

約20年間、ホテルの中華部門のシェフを務めた店主が作る、味わい深い中華料理。どのメニューもお手頃価格で楽しめる。なかでも食欲をそそってくれるのは、季節限定で夏の間登場する「担担冷麺」900円。甘辛いひき肉、トマトと水菜、さらにコリコリ食感がアクセントのクラゲをトッピングして、見るからにおいしそう。さっぱりとした味わいのタレと、滋味に富んだひき肉を麺にしっかり混ぜ合わせて味わってみて。また、「担担麺胡麻味」750円もゴマの豊かな香りがたまらない一杯。

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