普段はバリバリ働いている（と思いたい）けど、男性に対してはかなり夢見がちなアラサー妄想女子「さえき」。最近、結婚も気になるちょっと微妙なお年頃。
そんな私が「このお店に一緒に来たいのはこんな人?」「こんな人に誘われてこの店に行きたい…」といった妄想とともに、素敵なお店を紹介していきます。

水曜日の夜、街でばったり出くわしたのは昔お仕事を一緒にしていたカメラマンさん。高そうな自転車にまたがって、さっそうと大通りを走っている姿に見覚えがあって、すれ違った瞬間につい二度見しちゃいました。最近のお仕事の話や、個人的な出来事などつもる話もありつつ、気が付けば立ち話もつらくなってきて。誘うつもりはなかったけど、思わず「お腹すきましたね」なんて言っちゃってました。

特別イケメンってわけじゃないものの、「雰囲気イケメン」だからこその気遣いで女の子の引手もあまた。なにより、電話で話すといい声って言うのがポイント高いんですよね。声がイケメンだと顔を見ていないぶん、頭の中で妄想が膨れあがっちゃいます。ついつい用事もないのに、お仕事の指示を電話でしちゃったりなんかして。常に敬語だったのがふとした瞬間にくだけるのを聞いちゃうと…もうたまんないです?
だからこそこうして偶然街中で会うと、つい前のめりに誘いたくなっちゃったのかもしれません。
かといってお酒を飲んで盛りあがるにも今日は水曜日。…でも長く一緒にいたい。

お酒がないぶん、真剣な話をしているうちに、ついつい個人的な相談ごとなんかしちゃったりして。そこから徐々に距離が近づいて、気が付けば「あれ、なんだか仲良くなっている」みたいな、棚ぼた期待しちゃいます。とはいいながら突然ごはんに誘うにはまだ距離のある相手なので、たまたま私が行こうとしていたお店に一緒に行く。そんな自然なシチュエーションを狙ってみたいと思います。そんな「たまたま」感に必要なポイントは「ひとりでも行けるけど、誰かいたら楽しいだろうなぁ」的な、誘ってもやらしさを感じないお店。そしてオシャレで感度の高そうな人がいても、自然に馴染んじゃうような雰囲気だとなおよしです。

ということで、今回はこじゃれた人が集まりそうな、倉敷のオシャレカフェに行ってきます。

デザイナー設計のオシャレな外観が目を引く人気カフェ『paco』。
結婚式の2次会会場としても人気で、2号線沿いという利便性と、店内のかわいいインテリアは女子だけではなく、アンテナを常にはっている「意識高め系男子」にもうけているとか。すわり心地のよさそうなイスに腰かけて、あたりを見渡せば見事に女子ばかり。そんなところにあえて自然に誘ってみることで「あなたってこういうお店でも、嫌味なく混ざれるから素敵」アピールができるんじゃないでしょうか。それか、疎外感からいつもよりもふたりの距離が近づいてみたり。どちらにしたって先行して、カフェに誘いたくなる人はオシャレな人という思いを自然に伝えておくのがポイントだと思います。

アーティスト気質の彼と仲良くなるためには、そんな彼のセンスを褒めることが大切だとか。ということで注文したのは「スウィーツバイキング付き　夜ごはんセット」1944円。時間を気にせず、ドリンクバーやスウィーツが楽しめるこちら。そしてなんといってもオリジナルパフェ作りが楽しめるのがポイント！　フルーツやソース、生クリームを重ねてオリジナルのパフェをふたりで作れば、自然と「さすが、すごーい、すてき！」と伝えることができるかも。よくある褒め言葉の「さしすせそ」を意識過ぎて、いつも眉間にしわが寄ってしまうので、このパフェ作りは使えそうです。

「褒め上手はモテる」っていいますし、これは距離が近づくこと間違いなしですね！

☆じゃいこ先輩（既婚＆一児の母）からさえきへ。
なんかリアルだな…今回。
こ、これは…どこまでが現実でどこからが妄想なのか…。
まあ、いいや。

さえきも書いてるけど、「棚ぼた」で恋愛成就を願っている女性って多いよね。自分から誘ったり、告白したりする「押し」の作業はしたくない。プライドが邪魔するのね。
でも、彼氏はほしい＆結婚したい…って虫がよすぎるのよっ！！

きっと、わかっていると思うけれど、なかなか「押し」てくれる男性は少ないのよ～。
男も女も押さずに「ぼたもち」が落ちてくれるのを待っているんだもの、そりゃ、なかなか成就しないよねえ。

でも、こういうふうにカフェに誘うってのは「押し」のひとつではあるものね。
がんばってる方か…えらいぞ、さえき！…ってこれは妄想だったんだ！
現実でもがんばって「押し」なよ～！

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