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1.特殊なデニム用ミシンで製作する平松さん。ワークショップも開催する。2.人気の日傘は希少なホワイトデニムを使用。3.倉敷帆布の端切れで作ったポーチ。23アイイロヌーボーupcyclingI-iroNubou(藍色縫房)岡山市中区海吉1857-81090-6435-3570[Instagram]@upcycling_i_iro_nubou1より詳しい情報はInstagramから「衣・食・住」から「SDGs」[衣]デニムや古着を大切な思い出とともにアップサイクル。岡山県産デニムの古着や端材を有効活用し、価値あるオリジナル商品へのアップサイクルに取り組む工房。代表の平松未由季さんが事業をはじめたきっかけは、友人からの「どうしても手放せない父の遺品の着物をバッグにしてほしい」との依頼だった。友人の思いを込めて作りあげたエコバッグは、県の『エコペイバッグコンテスト』で最優秀SDGs賞を受賞。その時改めて「自分の活動がSDGsにつながっていたんだ」と気付いたという。寄せられるのは、気に入っていたのに履けなくなったジーンズや、家族の衣類といったその人にとって思い入れのある生地。活動に賛同する井原市内のデニムメーカーから譲り受けた端切れなども組み合わせて、バッグや日傘、帽子などさまざまな商品に生まれ変わらせている。「思い出のある衣類を捨ててしまわず、また新たな思い出につなげていく。そのお手伝いができることが、作り手にとっての喜びでもあります」と語ってくれた。家族の思い出がこもったジーンズや古着を、オーダーメイドでバッグや帽子など今使える商品にアップサイクルする。