

岡山メルパ 福武 孝之館長
映画業界30年、老舗映画館を切り盛りする名物館長。映画が持つ「観ることで、自分の世界が広がる」魅力を広めるべく、多彩なイベントを展開。ジャンルや制作者にこだわらない、テキトーな鑑賞が映画愛を高める秘けつだとか。
もしも脳梗塞になったなら
「向日葵の丘 1983年・夏」「朝日のあたる家」などの太田隆文監督が、⾃⾝の脳梗塞の闘病体験をもとに描いた社会派ドラマ。
脳梗塞はよく聞く病気だが、詳しく知る人は少ない。
それを自ら体験したのが太田隆文監督。
「僕の闘病生活が誰かの役に立てば」と、自身の経験を映画化した。 彼は17年間休まず映画作りをし、そのために脳梗塞に。 心臓機能は危険値。両目とも半分失明。検査、治療、入院、手術、リハビリの日々を経験し、それを映画でリアルに再現している。
闘病中に体験した、的外れな助言や嫌がらせの他、悪気はないのに病人を踏みつける人たちなどのエピソードをもとに、そんな時、家族や友人はどうすべきか?
やがて気づいた大切なことを、本作は暗い難病物語にはせず、笑いと感動で描いたノンフィクション映画として観客に届けている。
主人公・大滝隆太郎役には、太田監督が師事した大林宣彦監督の『花筐/HANAGATAMI』で主演した窪塚俊介。隆太郎の妹役で藤井武美、母役で田中美里、隆太郎をネットで応援する友人役で藤田朋子、佐野史郎らが出演。
いつ誰に起こってもおかしくない“病気”というもの。本人には悲劇、周りの人たちには喜劇?なのかもしれない。本作は正に監督自らが経験したからこその物語で、病気と医療を笑いと涙で描く社会派現代劇。
自分が困ったときに役に立つ映画。
観ておいて損は無し!!
<公開情報>
もしも脳梗塞になったなら
監督・脚本:太田隆文
出演:窪塚俊介、藤井武美、田中美里、藤田朋子、佐野史郎 他
1月9日(金)より岡山メルパにて公開!!!
ワーキングマン
ジェイソン・ステイサムが主演を務め、特殊部隊を退き建築現場の監督として平穏に暮らしていた男が、巨大犯罪組織相手に立ち向かう姿を描いたアクション作品。
「待ってました!」のジェイソン・ステイサム最新のアクション映画。
毎度の設定は、もはや“ワンパターンの快感”。
本作は、ステイサム主演の「ビーキーパー」と同じデビッド・エアーが監督を務め、シルベスター・スタローンが製作・共同脚本として参加。
ステイサムアクションのカッコよさを限界まで引き出している。
“元特殊部隊”という言葉はジェイソン・ステイサムのためにあるのか!?(笑)
今回は安全第一がモットーの現場監督って、笑わせるぜ!
何も考えずに楽しめるアクション・エンターテインメント映画。
主人公をジェイソン・ステイサムが演じるほか、「アントマン」シリーズのマイケル・ペーニャ、「サンダーボルツ*」のデビッド・ハーバー、「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」のジェイソン・フレミングなど魅力あるキャストが出演。
お正月からド派手に過ごすなら、コレで決まり!!
<公開情報>
ワーキングマン
監督:デビッド・エアー
脚本:シルベスター・スタローン、デビッド・エアー
出演:ジェイソン・ステイサム、マイケル・ペーニャ、デビッド・ハーバー、ジェイソン・フレミング 他
1月2日(金)よりロードショー!!!
<消費税率の変更にともなう表記価格についてのご注意>
※掲載の情報は、掲載開始(取材・原稿作成)時点のものです。状況の変化、情報の変更などの場合がございますので、利用前には必ずご確認ください


