

岡山メルパ 福武 孝之館長
映画業界30年、老舗映画館を切り盛りする名物館長。映画が持つ「観ることで、自分の世界が広がる」魅力を広めるべく、多彩なイベントを展開。ジャンルや制作者にこだわらない、テキトーな鑑賞が映画愛を高める秘けつだとか。
「映画ドラえもん のび太の絵世界物語」
国民的アニメ「ドラえもん」の長編映画44作目で、「映画ドラえもん」シリーズ45周年記念作品。
毎年、春休み時期に公開されている「映画ドラえもん」シリーズ。45年もの長期に渡りヒットし続けている理由はズバリ! そのクオリティの高さだ。
映画版の長編ドラえもんの見応えは大人にとっても十分なもので、特に映像のクオリティは年々進化し続けている。
また作品のメッセージがしっかりと伝わる脚本となっていて、「子どもに見せたい映画」のトップであり続けていることも納得できる。
本作は絵の中の世界に飛び込んだドラえもんとのび太たちが、幻の宝石を巡って時空を超えた冒険を繰り広げるというアイデアも素晴らしく、歴史やアートの学びにもなる優秀さ。
アクション・スリル・笑いと感動! エンタメの完全体とも言える「映画ドラえもん」を家族で観るのは賢い選択といえる。
監督は「映画ドラえもん のび太の新魔界大冒険 7人の魔法使い」の寺本幸代。
脚本はテレビアニメ「ドラえもん」の脚本を数多く手がけ、映画版はこれが初参加となる伊藤公志が担当。
またゲスト声優に俳優の鈴鹿央士、タレントの藤本美貴、お笑いコンビ「サンドウィッチマン」が出演し話題に。
主題歌は「あいみょん」の「スケッチ」で、挿入歌として「君の夢を聞きながら、僕は笑えるアイデアを!」を採用。
豪華スタッフ・キャストで贈る「映画ドラえもん」。やっぱり春休み映画はコレで決まり!!
<公開情報>

『映画ドラえもん のび太の絵世界物語』
原作:子・F・不二雄
監督:本幸代
脚本:藤公志
声の出演:水田わさび、大原めぐみ、かかず ゆみ、木村 昴、関 智一、
和多田美咲、種﨑敦美、久野美咲、鈴鹿央士、藤本美貴、伊達みきお(サンドウィッチマン)、富澤たけし(サンドウィッチマン)ほか
主題歌:挿入歌:いみょん「スケッチ」・「君の夢を聞きながら、僕は笑えるアイデアを!(unBORDE/WARNER MUSIC JAPAN)
3月7日(金)より岡山メルパほかロードショー!!!
「映画 少年と犬
小説家・馳星周の直木賞受賞作「少年と犬」を、「ラーゲリより愛を込めて」の瀬々敬久監督が映画化。
ノワール小説を発表し日本の文学界を走り続ける馳星周が人間と犬の絆を描き、第163回直木賞を受賞した名作「少年と犬」を実写映画化。
「現代版『フランダースの犬』のようで泣いた!」と話題になっている本作。
映画業界では「子どもと動物には勝てない」(子どもやカワイイ動物が出る映画はヒットする)という言い伝えがあるが、それだけに子どもや動物を撮るのは難しい。
しかし本作の多聞(犬)の素晴らしい演技には観るものすべてが「やられる」こと間違いない。
傷つき、悩み、惑う、さまざまな事情を抱える人々と1匹の犬が織りなす交流を短編連作小説としてつづった原作の複数のエピソードをもとに、オリジナル要素を加えて描く感動作。
人の心に純粋に寄り添い続ける多聞の言葉なき行動は、すべての人の心に響く。
この感動の物語を映画化するのは「ラーゲリより愛を込めて」「糸」「8年越しの花嫁 奇跡の実話」などの感動の名手・瀬々敬久監督。
そして企画・プロデュースは「黄泉がえり」「余命1か月の花嫁」など、これまた感動作を多数生み出している平野隆。
さらに脚本は、大ヒット作「永遠の0」「藁の楯」「ディア・ファミリー」などの林民夫。
これは「ラーゲリより愛を込めて」「糸」の<瀬々敬久×林民夫×平野隆>の感動最強チームだ。
キャストは、多聞とともに旅をする和正を高橋文哉、多聞に命を救われる美羽を西野七瀬が演じる。
主題歌はSEKAI NO OWARIの「琥珀」。
犬好きもそうでない人も、劇場で泣いて泣いて泣きまくろう!
<公開情報>

『映画 少年と犬』
監督:々敬久
原作:星周
企画プロデュース:野隆
脚本:民夫
出演:橋文哉、西野七瀬、伊藤健太郎、伊原六花、江口のりこ、美保純、手塚理美、益岡徹、柄本明、斎藤工 ほか
主題歌:SEKAI NO OWARI 「琥珀」(ユニバーサル ミュージック)
3月20日(金)よりロードショー!!!
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