岡山メルパ 福武 孝之館長
映画業界30年、老舗映画館を切り盛りする名物館長。映画が持つ「観ることで、自分の世界が広がる」魅力を広めるべく、多彩なイベントを展開。ジャンルや制作者にこだわらない、テキトーな鑑賞が映画愛を高める秘けつだとか。
「推しが武道館いってくれたら死ぬ」
テレビアニメ化もされた平尾アウリの人気コミックを、元「乃木坂46」の松村沙友理主演で実写ドラマ化した「推しが武道館いってくれたら死ぬ」の劇場版。
いまや誰にでも“推し”がいる時代。本作は、推し活のスターター的作品ともいえる、平尾アウリの原作漫画の映画化。
コレという特別なものもなく生きてきた主人公“えりぴよ”の平凡な日々は、“岡山”のローカル地下アイドルとの運命の出会いによって、推しのためにすべてを捧げる推し活人生へと一変する物語は、現代誰にでも起こりうる。
24時間推しのことを思い、布教活動にも奔走するなど、推しの存在が生きる活力となっている主人公の姿は“オタク”ではなく、野球に打ち込む高校球児のようでもある。
応援する側と応援される側、それぞれの視点で、笑いと涙、友情、青春が描かれるこの物語は、大人にこそ響く感動作!
そしてこの話題作は“岡山発”。見慣れた街並みが随所に登場することにも注目!!
すでに推しがいる人はもちろん、まだ推しがいない人も、本作を観れば、きっと誰かを応援したくなる!好きになる!これぞ推し活エンターテインメントの決定版だ!
<公開情報>
「最後まで行く」
2014年に韓国で大ヒットした「最後まで行く」。ひとつの事故を発端に極限まで追い詰められていく刑事の姿を描いたクライムサスペンスを、「新聞記者」「余命10年」の藤井道人監督がメガホンをとり日本でリメイク。
警察署内での裏金問題、ひき逃げなど、次々と刑事である主人公に降りかかる危機の中で、極限状態を迎える男を描いた本作は、その面白さから中国やフランスなど各国でもリメイクされた大ヒット韓国映画。ついに日本でもリメイクを迎え、日本版に注目が集まっている。
主人公の工藤を岡田准一が演じ、工藤を追い詰めるエリート監察官の矢崎役で綾野剛が共演。そのほか広末涼子、磯村勇斗、杉本哲太、柄本明ら豪華キャストが共演する。
年の瀬の12月29日から96時間(4日間)の間に起こる怒涛の展開を、圧倒的な緊張感とスピード感、クスッと笑えるコミカルな要素も加え、極上のエンターテインメントに仕上げている。
<公開情報>
「ワイルド・スピード/ファイヤーブースト」
2001年の第1作から数えて22年、メガヒットシリーズへと成長した人気カーアクション「ワイルド・スピード」のシリーズ第10作。
全世界の累計興行収入が9000億円を突破しているモンスターシリーズの最新作。
シリーズ1作目の公開から22年もトップを爆走し続け、稼ぎまくっている本シリーズは、ただのカーアクションではない。
その魅力は毎回、観客の想像を超えるド派手なアクションが大スクリーンで繰り広げられ、斬新なアクション表現や、仕掛け、圧倒的なスピード感などでメガヒットシリーズへと成長し続けている。
10作目となる本作の監督は、『トランスポーター』シリーズの実力派ルイ・ルテリエが初メガホンを取り、ドミニク(ヴィン・ディーゼル)をはじめとしたお馴染みの顔ぶれが再集結。
また新キャストとして、ファミリーを次々と襲う史上最狂の敵役に『アクアマン』のジェイソン・モモア、そしてオスカー女優のブリー・ラーソンが初参戦する。
遂に“最終章”へと突入するシリーズが、多くのサプライズを携えて再びスクリーンを駆け抜ける!
とにかく、ここまでやってくれれば、もう気持ちいい!!
理屈抜きで楽しもう!!!
<公開情報>
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