岡山メルパ 福武 孝之館長
映画業界30年、老舗映画館を切り盛りする名物館長。映画が持つ「観ることで、自分の世界が広がる」魅力を広めるべく、多彩なイベントを展開。ジャンルや制作者にこだわらない、テキトーな鑑賞が映画愛を高める秘けつだとか。
アーヤと魔女
「ハウルの動く城」の原作でも知られるダイアナ・ウィン・ジョーンズの同名児童文学を、スタジオジブリが初の長編フル3DCGアニメとして映画化。
スタジオジブリが選んだ新作は1990年代のイギリスを舞台にした、魔女とその奇妙な家に引き取られた10歳の少女アーヤの物語。宮崎駿が企画し、宮崎吾朗が監督を務めたスタジオジブリ初の長編フル3DCGアニメーション。意地悪な魔女と、それに負けない少女の知恵は、一見ずる賢い子供に見えるが、そもそも子どもたちがみんな持っているたくましさにすぎない事を感じさせてくれる。子どもにこそ子どもだましは通用しない!“さすが!ジブリ!”現代の子どもたちへのエールになっている。
2020年12月30日にNHK総合で放送されたものに一部シーンを追加し、いよいよ劇場公開される。劇場で再びジブリに会おう!!!
<公開情報>
FUNNY BUNNY
「ステップ」「虹色デイズ」の飯塚健監督によるオリジナル戯曲で、2012年に上演された舞台劇を、飯塚監督自らのメガホンで映画化。
本作は“図書館襲撃”と“ラジオ局電波ジャック”の2つのエピソードで構成された物語で、自殺志願者を見分ける能力を持つ主人公が自らの正義のもとに巻き起こす奇想天外な騒動を描いている。これはミステリーか?青春映画か?おかしくも感動する、先の読めないストーリー。主演は「虹色デイズ」でも飯塚監督と組んだ中川大志、相棒役に「ポエトリーエンジェル」の岡山天音。2人の軽妙なセリフが飛び交う新感覚痛快ムービー!!