岡山メルパ 福武 孝之館長
映画業界20年、老舗映画館を切り盛りする名物館長。映画が持つ「観ることで、自分の世界が広がる」魅力を広めるべく、多彩なイベントを展開。ジャンルや制作者にこだわらない、テキトーな鑑賞が映画愛を高める秘けつだとか。
映画ドラえもん のび太の新恐竜
シリーズ最高の大ヒットとなった『映画ドラえもん のび太の宝島』(2008)の監督・今井一暁×脚本・川村元気が再びタッグを組み、のび太と双子の恐竜の出会いから始まる物語を、長編映画シリーズ第1作『映画ドラえもん のび太の恐竜』(1980)とは異なるオリジナルストーリーで描く劇場最新作。
ついにドラえもん最新作が公開される。今年は『ドラえもん』の連載開始から50周年、さらに1980年に公開された『映画ドラえもん』シリーズ第1作から、40作目を迎える記念すべき年。完全オリジナルストーリー! 最強ヒットメーカーのタッグ! そして主題歌はMr.Childrenが担当する! 万全の態勢で贈る“新のび太”に注目!!!
<公開情報>
ぐらんぶる
2018年にアニメ化もされアツいファンを持ちながらも、登場キャラクターのあまりの脱ぎっぷりから、主に衣装の面で<絶対に映画化不可能>と言われてきた異色作がまさかの実写映画化!
その突き抜けた笑いで熱狂的なファンを持つ、累計発行部数500万部突破の青春コメディ。
映画化を発表するや「絶対無理だろ!」と大反響を生み、映像解禁では「本当にやりやがった‼」と日本中に衝撃を与えた本作。物語はスキューバダイビングクラブを舞台にしながらも、ほとんどダイビングをしないという型破りな展開。ほぼ全裸のシーンも体当たりで演じた主演の竜星涼と犬飼貴丈のほか、映画初出演の乃木坂46・与田祐希がヒロイン役で共演。監督は『ヒロイン失格』の青春×コメディ映画の名手・英勉。
ぶっ飛び映画で大いに笑ってみては。
<公開情報>
ドキュメンタリー沖縄戦 知られざる悲しみの記憶
第2次世界大戦時、日本で唯一の地上戦がおこなわれた沖縄戦の悲劇を描いたドキュメンタリー。
当時の体験者や専門家の証言、米軍が撮影した記録フィルムなどから、その実態を明らかにするドキュメンタリー。ナレーションを務めるのは、当時、満州で戦線に立った宝田明と、原爆の悲劇を描いた『きのこ雲の下から、明日へ』を上梓した斉藤とも子。
監督は、原発事故を描いた『朝日のあたる家』の太田隆文。
これは我々が観なければいけない作品ではないか⁉