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《『竜とそばかすの姫』の舞台をめぐる旅》公開1周年を経てもまだまだ熱い! 物語の舞台、高知県へ!【PR】

高知県高知市・仁淀川流域/『竜とそばかすの姫』の舞台をめぐる旅

  • 情報掲載日:2022.09.26
  • ※最新の情報とは異なる場合があります。ご了承ください。

『竜とそばかすの姫』の舞台で、聖地巡礼を楽しもう

高知県は映画『竜とそばかすの姫』の舞台となった聖地。

映画で見た風景を訪れたり、高知ならではの食や体験を楽しんだり。スクリーンの世界をめぐる、とっておきの旅に出かけよう。

『竜とそばかすの姫』は、高知県の田舎町に住む女子高生・すずが、全世界から人が集まる仮想世界<U>に「ベル」というアバターで参加して歌姫になり、竜の姿をした謎の存在と出会い、成長していく物語だ。

舞台となった高知県では、映画の中に出てくるそのままの景色を目にすることができる。

鏡川

主人公・すずの通学路として描かれ何度も登場する川。この川は、高知市を流れる全長31kmの「鏡川」がモデルだ。

透明度が高く、水面に光景を映し出す様はまさに鏡のよう。時間帯や季節によってさまざまな表情を見せてくれる。

▲すずが同級生と過ごしたり、歌ったりといろいろなシーンで登場するこの川は「鏡川」がモデルだ

浅尾沈下橋

すずの生まれ育った集落に架かる橋として描かれたこちらの沈下橋は、高知県越知町にある「浅尾沈下橋」がモデル。

沈下橋とは、増水時に川に沈むようあえて欄干をなくした橋のことで、四万十川や仁淀川を中心に、高知県には数多くの沈下橋が架かっている。高知県の代名詞のひとつともいえる風景なのだ。

▲対岸にある鎌井田集落が情緒を添える。全長約121mあり、すずのように実際に橋を渡ることもできる

高知の魅力を満喫できるスポットへも立ち寄って!

街路市

高知と言えば、街路市にはぜひ立ち寄りたい。

毎週日・火・木・金曜に高知市内で行われている青空マルシェは、市民の生活のための市として古くから親しまれているもので、地元客に交じって、ローカルな雰囲気を楽しめる。

300軒以上の露店が並ぶ日本随一の「日曜市」が有名だが、高知県庁前のオフィス街に出現する「木曜市」、水路の上で開かれる「火曜市」など、それぞれ雰囲気や露店の顔ぶれも違っていておもしろい。

▲野菜を中心に、加工品や食べ歩きおやつなどを生産者自らが販売。午後になると片付け始める店も多いので、午前中に訪れたい

仁淀川

高知県のほぼ中央を流れる全長124㎞の仁淀川。

ターコイズブルーにもエメラルドグリーンにも見える、美しく清らかな水の色は「仁淀ブルー」と呼ばれるように。

渓谷を散策したり、アクティビティを楽しんだりしながら、「仁淀ブルー」を体感して。

▲仁淀川の支流・安居川にある「安居渓谷」では、散策しながら「仁淀ブルー」の美しい景色を間近で眺められる。SUPやカヌーなどのリバーアクティビティもおすすめ

茶農家の店 あすなろ

仁淀川流域の仁淀川町は四国有数の茶処。丹精込めて育てられた沢渡茶は、すっきりとした飲み口と鼻に抜ける豊かな香りで人気が高い。

自家栽培の沢渡茶を生かした料理やスウィーツを味わえるカフェは、ドライブ途中のひと休みにぜひ!

▲沢渡茶や山菜、こんにゃくなど地の物をふんだんに盛りこんだ「あすなろ御膳」1370円。お茶のほろ苦さや風味がしっかり生きた「沢渡茶のスムージー」680円も人気

土佐和紙工芸村 くらうど

仁淀川河口は、1000年以上の歴史を誇る土佐和紙の産地。清流が育んだ土佐和紙の魅力にぜひ触れてほしい。

仁淀川のほとりに建つ道の駅『土佐和紙工芸村 くらうど』では、予約不要で紙漉き体験が楽しめ、種類豊富な土佐和紙や、土佐和紙を使ったアイテムも販売している。

おみやげ探しにもぴったりだ。

▲「紙漉き体験 はがきづくり(草花入り)」600円。所要時間は約60分。初心者でも楽しめる

細田守監督インタビュー

映画『竜とそばかすの姫』の劇場公開1周年に合わせ、細田守監督が物語の舞台・高知を訪れた。

「竜」のモニュメントの常設展示スペースをオープンさせた『横倉山自然の森博物館』でセレモニーに参加し、『土佐市複合文化施設つなーで』では、一年越しとなる舞台あいさつを行った。

そんな細田監督に話を聞いた。

仁淀川周辺を物語の舞台に選んだ理由は?

もともと仁淀川は、NHKの番組を見てずっと行きたいと思っていた場所でした。四万十川のほうが有名ですが、もっとさりげない、全国的にはあまり知られてない仁淀川に行ってみたいと思ったんです。

舞台となる地を探して、全国さまざまな場所行ったんですけど、仁淀川に行ったときに「ああ、ここだ!」っていうふうにピンときました。テレビで見るのと実物とでは、色が全然違いましたね。肉眼で見ているのが信じられないくらいの青さでした。

でも単に美しいからだけではなくて、生活に密接に結びついていて、そこに暮らす人たちの佇まいを感じられる素朴さが、とてもいいなと思ったんです。

過疎と呼ばれるような地域に住んでいる人たちの姿や、地方というものをこれからどう考えていくのかということを、仁淀川を描くことで伝えられるのではないかと思いました。

映画ができたあと実際に物語の舞台に立ってみて、どうでしたか?

3年前、プレロケハンみたいな気持ちで気軽に訪れた直後にコロナ禍が始まってしまい、本格的なロケハンはできないし、映画が完成しても舞台あいさつもできないし…。

でも、その間も高知のたくさんの人たちが映画を観てくださっていて、いつかお礼を伝えたいと思っていたので、今回再び高知を訪れることができて本当に嬉しいですし、変わらない風景がそこにあってほっとしました。

改めていいところだなあと思いました。

映画の舞台をめぐる聖地巡礼について、作り手としてどう感じますか?

観光地として活性化するつもりでここを舞台にしたわけではないですし、この映画を作ったわけでもありません。むしろ観光地でないところの町のなにげない風景や、人と川の素朴なつながり、川に象徴される人生の流れのようなものを描けそうだなと思いました。

今の人は、そういうなにげなさに魅かれてやってくると思うんです。自分の心を埋めてくれるようなものや場所を探していて、この映画がそういう気持ちに触れたのだとしたら、ぜひ訪れて高知の風景に触れてもらえたらと思います。

Information

高知県高知市・仁淀川流域/『竜とそばかすの姫』の舞台をめぐる旅
問合せ
高知県観光コンベンション協会
住所
高知県高知市丸ノ内1-2-20 高知県庁本庁舎5階
電話番号
088-823-1434
HP
https://kochi-tabi.jp/corp/

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