岡山県北部、真庭市のほぼ中央に位置する勝山地区は、かつて出雲街道の宿場町として栄えたまち。白壁や木格子の窓、なまこ壁など歴史の面影漂う建物が今も数多く残る中心部は、県内で初めて「町並み保存地区」に指定されたことでも知られている。近年は、地元の草木染め作家が手がける「のれんのまち」としても注目が集まっていて、自転車屋さんやお茶屋さん、郵便局などの軒先に遊び心あふれる素敵なデザインののれんがずらり! のんびり眺めながら散策すれば、慌ただしい日常を忘れて落ち着いた大人の休日を楽しめちゃいます♪ そして、町並み散策の合間には、昔懐かしい木造校舎でSNS映えしそうな写真を撮ったり、スウィーツ&地元グルメを楽しんだり。緑萌える大自然と歴史情緒に触れつつ、プチトリップを楽しんじゃおう♥
ノスタルジックな木造校舎と制服姿で青春リバイバル!
旧遷喬尋常小学校
ルネッサンス様式の完全なシンメトリーデザインと、白亜の外観が印象的な明治建築の旧校舎。閉校後は観光資源や映画のロケ地として活用されてきたが、近年は見学のほか校内で着る「制服レンタルサービス」200円をはじめ、定期的に「なつかしの学校給食」1000円(要予約)といったイベントを開催。セーラー服や学生服にあこがれる若い世代から、「古きよき青春の日々に戻りたい」といった昭和世代まで、幅広い人たちから人気を集めている。
教室入口には学級札がそのまま掲げられているほか、ランドセルや掲示物なども飾られ、当時の面影をとどめている!
Information
旧遷喬尋常小学校
- 住所
- 真庭市鍋屋17-1
- 電話番号
- 0867-42-7000(真庭エスパス文化振興財団)
- 営業時間
- 9:00~18:00
- 休み
- 水曜(祝日の場合は翌日)
- 駐車場
- 100台
- HP
- http://kuse-espace.jp/
銘酒「御前酒」の酒蔵で日本酒の魅力に酔いしれる。
NISHIKURA 蔵元直営ショップ SUMIYA
なまこ壁や格子窓が連なる情緒深い町並みの一角で200年以上続く造り酒屋『御前酒蔵元辻本店』直営の複合施設『NISHIKURA』。その中にある『SUMIYA』はかつて辻本店の貯蔵庫だった蔵を活用した直営ショップで、蔵出しの日本酒をはじめとする自社商品のほか、日本酒にまつわるさまざまなライフスタイル雑貨を販売。ショップ限定の純米原酒「蔵元探訪」や甘酒の試飲のほか、店内併設の『にしくらカフェ』では麹や酒粕などを使ったスウィーツ&ドリンクも。
Information
NISHIKURA 蔵元直営ショップ SUMIYA
- 住所
- 真庭市勝山116
- 電話番号
- 0867-44-5300
- 営業時間
- 10:00~17:00(OS16:30)
- 休み
- なし
- 駐車場
- 6台
- HP
- http://www.nishikura.co.jp
かつてのしょうゆ蔵で勝山の文化と魅力を体感。
勝山文化往来館 ひしお
かつてしょうゆ蔵だった建物を当時の趣を残して改修し、伝統文化やアートと人の交流拠点となっている『勝山文化往来館 ひしお』内の喫茶スペース。自家製ケーキや真庭市内で100年以上続く和菓子店のマカロンといった地元自慢のスウィーツのほか、富原地区の山あいで作られた和紅茶などが味わえる。9月14日(土)~29日(日)は漆を用いた絵画表現の作品を集めた「沖田愛有美展」を開催。
Information
勝山文化往来館 ひしお
- 住所
- 真庭市勝山162-3
- 電話番号
- 0867-44-5880
- 営業時間
- 11:00~OS16:30
- 休み
- 火・水曜
- 席数
- 20席
- 駐車場
- 10台
- HP
- http://hishioarts.com/
地元自慢のグルメが満載! 大正レトロなおしゃれカフェ。
NOSTALGIE CAFE ろまん亭
地元で地域おこしに取り組む店主が「真庭の魅力を再発見できる場所に」と2016年にオープン。「蒜山ジャージー牛」の牛肉や「水田米」、純国産はちみつ「百花の雫」など真庭産の食材・調味料を主役にすえ、おしゃれなカフェメニューにアレンジして提供している。大正時代の写真館跡を再生した店内は、格子窓や梁天井といったレトロな趣がたっぷり。隠れた地元名所や真庭土産なども親切に教えてくれる。
Information
NOSTALGIE CAFE ろまん亭
- 住所
- 真庭市勝山249
- 電話番号
- 0867-44-2345
- 営業時間
- 11:00~15:00(OS14:00)※4名以上の予約で時間外も応相談
- 休み
- 月~水曜
- 席数
- 24席
- 駐車場
- なし
- HP
- https://i-maniwa.com/area/roman/