自然豊かな山中にある窯元で暮らすキジ。お客さんが来ると、すぐさま足にすりすり、膝に乗り…。とても人懐っこい性格なのです。
鼻筋の通った凛々しい顔立ちのキジは、さすが窯元の看板ネコだけあり、ごはんも水も、備前焼の器に入れてもらっています。なんてぜいたく!
キジは、元々迷いネコだったのだそう。やせ細った体で『和意谷陶芸村』に迷い込んだところを、備前焼作家である榊原さんが保護。それから5年、今では立派な「窯ネコ」に。
朝は、ギャラリー前で日向ぼっこをしながら、榊原さんが来るのを待っており…
榊原さんが来ると、すりすり。「早く工房に入って、ストーブ付けてよ~」と言っているかのよう。
ストーブを付けてもらうと、一日の大半はその前で過ごすのだとか。
取材中、人懐っこいキジはカメラマンにも近寄りたくて仕方ない様子。「キジ、もう少し離れないと写真撮れないよ~」なんて言われたり(笑)。
撮影終了後はカメラマンにべったり? このままウトウト眠ってしまう場面も。そんなキジにカメラマンもうっとり?
外泊に出かける日もあるそうなのですが、暖かいストーブと、榊原さんの優しい温もりがここにあることを知っているキジは、数日経っても必ず戻ってくるそうです。
和意谷陶芸村(わいだにとうげいむら)
Information
和意谷陶芸村(わいだにとうげいむら)
- 住所
- 備前市吉永町和意谷64-4 [MAP]
- 電話番号
- 0869-84-3733
- 営業時間
- 10:00~17:00
- 休み
- 不定
- 駐車場
- 20台
- HP
- https://www.bizen-toujin.com/