玉造の温泉街の中にある、江戸時代に松江藩から温泉の管理者「湯之助」に任命されたという歴史を持つ『長楽園』。明治元年に創業し、2018年に150周年を迎える老舗旅館だ。自慢は、日本一の大きさだといわれる混浴露天風呂「龍宮の湯」だ。明治42年に完成したというこちらは、120坪もの広さを持ち、日本家屋に囲まれた湯船には源泉かけ流しの温泉が満ちあふれている。深さは1メートルほど。階段状の石段があるので、そこに座ってのんびりと玉造の湯を堪能しよう。朝は日差しに反射してきらきら光る水面を感じながら、夜は照明でライトアップされた風呂で湯気に包まれながら、と朝晩で異なる情景が。こちらの温泉は宿泊者のみの利用。混浴だが、女性はバスタオルのような湯着を、男性もトランクスのような湯着を着用して入浴するので安心だ。そのほか、男女別の露天風呂も用意されている。夜は、山陰の魚介や野菜を詰め込んだ月替わりの会席料理が提供され、冬はカニの半身が付くのがうれしい。ここでは、アメリカの『ジャパニーズ・ガーデン・ジャーナル』の日本庭園ランキングで毎年上位に入賞するという日本庭園も見どころ。庭園の奥にある洞窟を抜けると、昭和天皇が宿泊された建物が残る御座所庭園もあり、ここでは庭園散歩も楽しんで。
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Information【PR】
湯之助の宿 長楽園
- 住所
- 島根県松江市玉湯町玉造323 [MAP]
- 電話番号
- 0120-62-0171
- 料金
- [1室2名]1泊2食付き(1名)1万7500円~
- 駐車場
- 50台
- リンク
- http://www.choraku.co.jp/