創刊以来43年の歴史を誇る『月刊タウン情報おかやま』の歴史を紐解き、創刊号である1977年から1年ごと、当時の表紙&目次を世相とあわせてご紹介します。
1995年4月号(217号)はこんな1冊でした
前年に引き続き「ハカセ」が表紙に登場。ドリル状の髪の毛はおろか、ヒゲにまでパーマをかけている日常の1シーンで、イメチェンしたくなる春にぴったりのデザインですね。イメチェンになっているのかは謎ですが、「ハカセもおしゃれしたい春」ということで。納得?
目次をチェックすると、4月号定番のお花見情報、ヘアサロンカタログ、おでかけに使える鉄道の特集といった、これまた春らしいラインナップで。しかし「鉄道エクスタシー岡山」ってタイトルはどうなん? 「西岡山駅潜入ルポ」「赤穂線VS伯備線」など内容は素敵でした。『西岡山駅』は現在の『岡山貨物ターミナル駅』です。
注目したいのは、「街のイメージ調査 岡山VS高松編」。街をカラーチャートで分析し、イメージ因子で分類する…といった、極めて専門的なアプローチです。岡山のイメージは「こんなに暗い地味なカラーチャートもめずらしい」って…ディスるんかい! ライバルとされている高松は「素朴で親しみやすい」と評価されていますが、素朴かなあ。素朴なんだろうなぁ。2020年の今現在、この調査をやったらどう変わるでしょうか? 興味がありますね。
ほか「スーパーリレーエッセイ」なる企画のトップバッターとして、椎名誠が登場&執筆。凄ぇ。
当時の世相(この年生まれの人は2020年で25歳)
1995年(平成7年)のできごと
1995年(平成7年)の岡山
流行&ヒット商品
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テレビドラマ&アニメ
次回は「1996年のタウン情報おかやま」です。お楽しみに!
※参考:「年代流行」