創刊以来43年の歴史を誇る『月刊タウン情報おかやま』の歴史を紐解き、創刊号である1977年から1年ごと、当時の表紙&目次を世相とあわせてご紹介します。
1977年4月号(創刊号)はこんな1冊でした
記念すべき創刊号。驚くべきはサイズ感で、A5版の64ページ。版型は現在のほぼ半分程度でページ数は1/3以下です。価格は100円ぽっきりで、消費税はまだ存在しません。
表紙にはヤングのカルチャーアイコンだった炭酸飲料のロゴマークが爽やかティスティに鎮座しています。表紙以外はすべてモノクロページでした。写真が少なく、文字多すぎ!
目次に目を移すと「四季の園芸」「不動産情報」「ホビー・コレクション」「パック(トラベル情報)」など、雑誌の黎明期らしく多岐に渡ったコーナーが印象的です。表町の家賃1DKバストイレ付で2.5万円~なり。
「開店・改装情報」「EVENT」など、今なおテッパンのコーナーは当時から。「RECORD」の文字に時代を感じますね。後に音楽コラムが書籍化される河田兼良さんは創刊号から執筆されてます。
また、当時の若者がタウン誌を求める大きな要因となった「SCREEN」のコーナーには、『70㎜岡山グランド』『70㎜テアトル岡山』『SY松竹文化』『日活オスカー(この月「野球狂の詩」を上映)』など、懐かしの館名が!
同じく「タウン誌の華」的な存在だった読者コーナーでは、当時の若者の赤裸々でリアルな言葉とともに、自宅住所を番地まで明記! なんとも大らかな…。個人情報むき出しだよ!
当時の世相(この年生まれの人は2020年で43歳)
1977年(昭和52年)のできごと
1977年(昭和52年)の岡山
流行&ヒット商品
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テレビドラマ&アニメ
次回は「1978年のタウン情報おかやま」です。お楽しみに!
※参考:「年代流行」