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《映画『とんび』ただいま岡山! 公開御礼会見レポート》出演した阿部寛、北村匠海、瀬々敬久監督が、浅口市金光町大谷地区に凱旋!【PR】

映画『とんび』ただいま岡山! 公開御礼会見レポート

  • 情報掲載日:2022.04.28
  • ※最新の情報とは異なる場合があります。ご了承ください。

ヤスとアキラが岡山に帰ってきた!

4月8日(金)に公開し、大ヒット上映中の映画『とんび』。

岡山県をメインに大々的にロケが行われた作品として、タウン情報おかやまでも、大きくご紹介してきた本作!

©2022『とんび』製作委員会

全国で大ヒット、中でも岡山県内の劇場で多く方が作品を鑑賞してくれたことから、なんと4月23日(土)に、主演でヤスを演じた阿部寛さん、アキラを演じた北村匠海さん、瀬々敬久監督が、御礼会見のため来岡してくれました。

場所は、浅口市金光町大谷地区のメインストリート。ここは、劇中で「みゆき通り商店街」として何度も登場した場所です。

当日は、「みゆき通り商店街」のメインストリートにレッドカーペットが敷かれ、大谷地区の皆さんが特製フラッグを振って、お出迎え。

阿部さんや瀬々監督、北村さんは、カーペットの上で、復元されたセットを指さしながら、ロケ当時の様子を振り返っておられました。

第一声は、阿部さんの「みなさん、帰ってきました!」とのうれしい言葉。「撮影当時は、住民の方々が僕たちの撮影を温かく見守ってくれたことで、すばらしい映画ができたと思っています。」とお礼が。

「歩いているだけで懐かしくなりました。映画の中でも、現実でも人と人をつなげる場所だったなと思いだしました」と、北村さん。

瀬々監督からも、「ロケハンの時に、ここ(大谷地区)いいな~と思ったのに、間違いはなかったです。あと、岡山の劇場は全国でも一番お客さんが入ってます。ありがとうございます!」とあいさつがありました。

作品について話が移ると…。

瀬々監督からは、「撮影中一度も雨がなかったのでありがたかったのですが、1カ所雨のシーンが必要だったんです…。現場のスタッフからは『晴れてるけど、どうするんだよ』とみんなに見られまして…。『キツネの嫁入りじゃね?』というセリフを現場で足して、撮影をしました(笑)」

というエピソードが。

阿部さんは、自身がヤスを演じる上で、「備後弁」が難しかったとのこと。「広島の方言が入りそうだったので、そこはそうならないように気をつけながら、セリフを発していました」。

ヤスという人物については「実は、うちの父親の弟がヤスみたいな感じだったんです。人間味があって、ダメなところはダメ。でも子どもにやさしくて、全力で生きてる」

「前からこういう役を演じてみたいという思いはあり、今回そのチャンスをもらって、全力でヤスを演じました。ヤスは全力で生きてるキャラです。僕も全力で演技することで、ヤスが持つやさしさや人間味が自然に出ればいいなと」と語ってくれました。

一方北村さんは、「僕は、撮影の中盤から現場に参加しました。途中から参加する作品って、現場の空気がすでにできあがっているので、そこに溶けこむのに気合いがいるのですが、『とんび』の場合、撮影現場に温かさがあったので、気負いせずアキラの役を演じられました」

「アキラを演じる上では、ヤスという父=阿部さんに体当たりしていけば、息子としては正解かなと。大変さはなかったです。大船に乗った気で演技しました。」とのこと。

そのほか、地元の皆さんとの交流した話や、ロケでのごはんがおいしかった話など、さまざまなエピソードが交わされました。

そして、最後にサプライズ。

祭りの神輿が、大谷地区の皆さんに担がれて登場!

神輿のシーンは、劇中でヤスとアキラの重要なシーンとして登場しており、瀬々監督をはじめ、阿部さんも北村さんも、びっくり&撮影当時を思い出し、うれしそうでした!

浅口市金光町大谷地区では、ロケ地巡りができます。

今回、会見が行われた浅口市金光町大谷地区は、現在、映画『とんび』の一部セット再現とパネル展が行われています。

もともと、瀬々監督がロケハンで来岡された際に、「懐かしい景観と併せ、地元の方の生活している空気がある」ところにひかれ、メインロケ地のひとつになった場所。

実際に、金光教の門前町でもあるこの地区には、江戸時代から現代までの建造物が混在し、ノスタルジックな景観を残しています。

作品では、昭和30年代から令和にいたるまでのシーンで登場し、セットも時代の変遷に合わせ、変化をつけて、撮影されました。

▲撮影時の大谷地区の様子
©2022『とんび』製作委員会

中でも、薬師丸ひろ子さんが演じた、たえ子が切り盛りする『小料理夕なぎ』は、建物内部を昭和の雰囲気漂うレトロな内装にリニューアル。現在、飲食店が間借り営業をされ、実際にセット中でごはんがいただけます。

こちらのサイトをチェック!

※セットの再現は、作品公開終了まで。営業時間、休みなどは事前にご確認ください

また、通り沿いにも、撮影当時に使われた「みゆき通り商店街」の看板をはじめ、各店舗の看板が飾られています。

実際のお店の店名を描いたものや架空の看板など、ぜひいろいろ見て回ってください。

あまりにも、町並みに溶けこんでいて、探すのが難しいかも!?

さらに、金光教本部前のスペースでは、映画『とんび』のパネル展も、作品公開終了まで開催中。

瀬々監督やキャストらのコメントや、メイキング映像、衣装展示されています。
※開館は10:00~19:00

この大谷地区以外にも県内各地でロケが行われたので、ぜひこの機会に、映画『とんび』鑑賞後、あちこちロケ地を巡ってみてはいかがでしょうか。

こちらの記事もチェック!

★映画『とんび』ロケ地めぐり・前編

★映画『とんび』ロケ地めぐり・後編

★岡山県フィルムコミッション協議会・妹尾真由子さんのロケ地コラム
映画『とんび』編を4回にわたって紹介しています。

最新情報はこちらから!
岡山県フィルムコミッション協議会『とんび』ロケ地特集ホームページをチェック!

Information

Information

映画『とんび』
劇場公開
映画『とんび』上映館・上映時間などは映画HPで確認を
キャスト
阿部 寛
北村匠海 杏 安田 顕 大島優子
濱田 岳 宇梶剛士 尾美としのり 吉岡睦雄 宇野祥平 木竜麻生 井之脇海 田辺桃子
田中哲司 豊原功補 嶋田久作 村上 淳
麿 赤兒 麻生久美子 / 薬師丸ひろ子
スタッフ
原作:重松 清「とんび」(角川文庫刊)
監督:瀬々敬久 脚本:港 岳彦 音楽:村松崇継
主題歌:ゆず「風信子」

<消費税率の変更にともなう表記価格についてのご注意>
※掲載の情報は、掲載開始(取材・原稿作成)時点のものです。状況の変化、情報の変更などの場合がございますので、利用前には必ずご確認ください
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