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《瀬戸内市⦆人と猫が幸せに暮らせるまちづくりのためのクラウドファンディング第5弾。【PR】

  • 情報掲載日:2024.11.15
  • ※最新の情報とは異なる場合があります。ご了承ください。

クラウドファンディングの取り組みについて

瀬戸内市では野良猫に関する地域課題が多数寄せられている。

そこで令和元年度から野良猫の不妊去勢手術費への補助を開始し、令和2年度からクラウドファンディングを実施。

その結果、令和2年度は約270万円、令和3年度は約430万円、令和4年度は約740万円、令和5年度は約920万円と過去4年間でたくさんの寄附が集まった。

寄附金から、返礼品や手数料を除いた額を補助金の財源とし、野良猫1頭あたり上限を1万円として不妊去勢手術費補助金に充てている。

以前よりも野良猫に関する苦情が減り、市民の協力と理解を得られるようになってきたそうだ。

下記の実績からもわかるように、年々不妊去勢手術費補助金の申請件数は増えてきている。

令和6年度は9月15日時点で238匹の申請を受けており、今後も不妊去勢手術の申請件数は増えることが予想される。

▲不妊去勢手術前の猫たち

このことから、さらなる補助金制度の充実を図り、繁殖抑制と里親探しによって野良猫の頭数を減らすことで、手術を施された猫が一代の生を全うし、人と猫が幸せに暮らせるまちづくりをこれからも推進していくため、瀬戸内市では今年度もクラウドファンディングを実施している。

野良猫の暮らしとは

夏の暑さや冬の寒さ、不衛生な食料や飲み水の影響で病気のリスクがある。

また、野良猫同士の争いによる受傷や車にひかれて命を落としたりすることもある。

「のんびりした足取りで歩く野良猫」「日向ぼっこをしている野良猫」たちを見ると、少しのどかなほほえましい気持ちになるかもしれないが、飼い猫と比べるとかなり過酷な生活を強いられている。

そのため、一般的には5年も生きられないと言われているのだ。

TNR活動と不妊去勢手術費補助金について

メス猫は生後4カ月程度で子猫を産めるようになり、年に2~4回発情期があり、1回に4~8匹の子猫を産む。

これを繰り返すと、1年後には20匹以上、2年後には80匹以上、3年後には2,000匹以上に増える計算になる。

なので、不幸な命を増やさないためにも、野良猫の不妊去勢手術が重要となる。

・野良猫を捕獲して(Trap)
・不妊去勢手術を行い(Neuter)
・元の場所に戻す(Return)

この活動を英単語の頭文字をとってTNR活動という。

不妊去勢手術が行われた猫は、手術済みの証として片耳をサクラ耳(V字)カットされる。

▲不妊去勢手術が行われた猫の証となる「サクラ耳」

瀬戸内市が令和元年度から実施している不妊去勢手術費補助金制度は、TNR活動を対象としたもの。

申請者には、申請時の誓約事項として、手術後の猫の里親探しに努めていただくこと、また、元の生息場所に戻すことを求めている。

▲不妊余生手術を実施した猫を元の生息場所に戻している様子

補助対象者は以下の条件をすべて満たす人となる。

・瀬戸内市内に住所を有する人
・瀬戸内市内に住み着いている飼い主のいない猫を、不妊去勢手術を行う病院に自ら持ち込むことのできる人

地域猫の取り組みについて

令和6年6月23日にアドバイザーとして、『NPO法人犬猫みなしご救援隊』代表の中谷百里氏を招き、「人と猫が幸せに暮らせるために」をテーマに市民の意見発表および瀬戸内市長とのトークショーを開催した。

県内外より約100名もの人が参加し、来場者から寄せられた相談に中谷氏が親身に答えるなど、充実した時間となった。

瀬戸内市ではTNR活動を行っている方同士の繋がりを大切にし、活動を行っていくうえでの経験や意見を参考にしながら、これからも「人と猫が幸せに暮らせるまちづくり」のために、この補助金制度をさらに充実させていくという。

寄附金の使い道

寄せられた寄附金は不妊去勢手術費補助金に使用する。

目標金額を達成できなかった場合も、貴重な寄附金はすべて補助金制度に充て、人と猫が幸せに暮らせるまちづくりのために活用する。

クラウドファンディングの取り組みについて

瀬戸内市長 武久顕也氏からのメッセージ

猫の一代限りの命を大切にするため、TNR活動をバックアップするため、ぜひクラウドファンディングに参加してみて。

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※掲載の情報は、掲載開始(取材・原稿作成)時点のものです。状況の変化、情報の変更などの場合がございますので、利用前には必ずご確認ください

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