『さんもく工業株式会社』に企業訪問してきました!
\ 私がナビゲートします! /
[入社2年目 業務部 武田真美さん]
裏方で周囲をサポートする役割が自分には合っていると思い、事務職を志望して入社。旅行が好きで、学生時代はユースホステルクラブに所属していました。
県内初のプレカット工場と、県内唯一の木材防腐加工場。
木材の防腐加工とプレカット加工を主な事業とする『さんもく工業』。1934年に木製電柱と鉄道枕木の防腐処理加工・製造専門会社として創業し、戦前から高度経済成長期にかけての国内インフラ構築に貢献してきた。現在は取り扱い品目を住宅土台材や公園施設用木材に移し、環境に配慮した防腐処理加工を行っている。また1989年には岡山県内で初めて、住宅用構造材のプレカット事業に参入。県内でもトップレベルの精度で設計から切削加工、金物取付けまで一貫して手掛けることができ、多数の住宅メーカーから信頼を寄せられている。
今回この会社についてナビゲートしてくれたのは、入社2年目の業務部、武田真美さん。地元企業の事務職を志望して就職活動し、こちらに出合ったという。「業務内容については正直あまりなじみがなかったのですが、長い歴史があり、長く勤めている社員さんも多いとのことで信頼できました。見学に来てみると、社内の雰囲気がとてもよいと感じ、ぜひ入社したいと思いました」と話す。
武田さんは主に来客の受付と、仕入れのデータ入力を担当。「最初はお客さまにどう応対していいかもわからず緊張していましたが、周りの先輩たちがその都度優しく手助けしてくださいました。歳の一番近い先輩が、離れた席から気さくに話しかけに来てくれたのもとてもうれしかったです」とほほ笑む。
新人を優しく受け入れ、親身にサポートする社風。
次に案内してもらったのが、プレカット設計課。プレカットとは住宅建築に使われる構造材の接合部分を切削加工するもので、ここでは建築図面をもとに必要な構造材を算出し、切削の形状などを設計する。設計データが工場の切削機に送られ、自動で加工されるという仕組みだ。
この課に所属する西山颯太さんは、武田さんと同期の2年目社員。西山さんは「入社して、先輩たちの技術レベルの高さに驚きました。今でもわからないことは多いですが、何でも遠慮なく質問して、助けてもらっています」と話す。また設計課は、以前は業務量の多さに悩まされていたが、部署を挙げての業務改革が進み、今では大幅に環境が改善されたという。入社4年目の川西海斗さんは「働く環境は私が入社してからもどんどんよくなっていますね。常に現場でアイデアを出し合い、効率化を進めているんですよ」と語る。
続いてプレカット工場でも、オペレーターを務める4年目社員に話を聞いた。森岡優斗さんは「現場のメンバーも、先輩後輩関係なくみんな仲がいいですよ。ワイワイ楽しくしながらも、仕事は全員できちんとする。そのメリハリがあるから居心地がいいですね」とにっこり。福島翔太さんも「自分の携わった木材が、お客さまの大切な住まいになるということがうれしいですね。自分の仕事が社会に役立っている実感があります」と、充実した表情を見せる。
どの部署でも社員たちの話しぶりから、仕事にも職場環境にも高い満足感をもって働いていることが伝わってくる。昨今のウッドショックの状況下でも安定した経営を続けており、社員が日々安心して業務に打ち込める環境が整っている。
先輩上司私の頼れる先輩&上司自慢!
この方に聞いてみた!
[総務部 入江英樹さん]
創業以来88年、木の加工技術にこだわり事業を続ける会社です。加圧注入処理による木材防腐加工と、住宅構造材のプレカット加工が現在の主な事業柱。どちらも一般の方の目に触れることの少ない業務ですが、縁の下の力持ちとして、木のぬくもりを感じる豊かな環境づくりに貢献しています。
Information
さんもく工業株式会社
- 住所
- 岡山市南区海岸通2−6−3 map
- 電話番号
- 086-262-0137
- HP
- http://www.sanmoku.co.jp