創業100年以上という地下足袋メーカーの『丸五』。2021年7月に初となるファクトリーショップが、本社敷地内に誕生した。「商品を直接手に取れる場所があれば」という声が多く、「茶屋町を『地下足袋発祥の地』として全国へ発信したい」という思いも重なって今回のオープンに至ったそう。建築家・隈研吾氏がデザインした『小屋のワ』を採用した、木の温かみのある建物内には、足袋型シューズがずらり。定番の人気商品『たびりら』をはじめ、レディース向けのブーツやパンプス、さらにはランニングシューズと豊富に取りそろえているので、この機会にぜひ訪れてみたい。なお、同じく敷地内にある資料館には、地下足袋製造の歴史をパネル展示。大河ドラマでも地下足袋が使用された、老舗メーカーの歩みを知ることができる。

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